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    2020.05.19 / Vol.81

    スーパーカブ号&かん吉のバーチャル日本一周の旅 その5:日本海沿いを南下する旅(滋賀県~福岡県)

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スーパーカブ号&かん吉のバーチャル日本一周の旅
その5:日本海沿いを南下する旅(滋賀県~福岡県)

  バイクで日本中を何度も旅してきた藤原かんいちの分身「かん吉」がスーパーカブに乗って、バーチャル日本一周旅行。猛威を振るう新型コロナウイルス、日本の感染者は増える一方で収束する気配をみせていません。いまの基本はステイホーム。バイクでツーリングへ出かけらない、いまだからからこそスマホで一緒に日本を旅しませんか? 神奈川を起点に逆時計回りで日本一周中。旅も中盤戦。今回は滋賀県から福岡県門司まで日本海沿いを旅します。

01.滋賀県といえば琵琶湖

さて、日本一周の旅も中盤。福井県の次、滋賀県といえば琵琶湖ですよね。日本一の面積を誇る琵琶湖、一周が約200キロなので一日で走るのはちょうどいい距離です。眺めがいいのは奥琵琶湖パークウェイ、他にもひこにゃんがいる彦根城、美しいメタセコイア並木、白髭神社など見どころ盛りだくさん

02.京都、日本海へ

滋賀から山を越えて京都、日本海へ。京都随一の漁港、舞鶴は北海道行きのフェリーが出ていることから関西ライダーには馴染み深い。舞鶴に来たら立ち寄りたいのが「道の駅とれとれセンター」。ここには巨大海鮮市場があるのでとにかく海の幸が豊富。僕は新鮮ないくらが載った海鮮丼を、いただきまーす♪

03.日本三景のひとつ「天橋立」

さらに西へ向かうと、日本三景のひとつ「天橋立」。展望台から雄大な景色を眺める。うーん絶景。若狭湾に沿って北へ向かうと伊根に着く。小さな入り江に沿って並んでいる舟屋。海に面した民家の1階が船に乗ったまま入れる船のガレージになっている。この地域独特の建造物で、とても興味深い

04.浦島太郎の伝説が残る宇良神社

そのまま国道178号を走って丹後半島を一周。途中の浦島太郎の伝説が残る宇良神社に立ち寄る。半島の先端にある経ケ岬は断崖絶壁の上に灯台が立っている。変化に富んだ道で海の眺めがバツグン。複雑に入り組んだ海岸線にはいくつもの海水浴場とキャンプ場、温泉がある。

05.カキ養殖が盛んな久美浜湾に着く

さらに進んで行くとカキ養殖が盛んな久美浜湾に着く。湾一周を楽しみ峠を越えると兵庫県。着いた城崎温泉は歴史ある名湯で7つの外湯が有名、個性豊かな湯めぐりを堪能。海岸線の道を西へしばらく走ると、空をまたぐように架かる「余部橋梁」が現れる。ここは空の駅があり、展望台から素晴らしい景色が眺められる。

06.国道178号

余部から断崖の上を走るマイナーロードに入って行く。道幅が狭くクネクネカーブが連続する道には、木々が鬱蒼と生い茂り、対向車もいない。道からは見えないが海岸には大洞門がいくつもあるらしい。再び国道178号に合流すると道幅は広くなった。海を右手に眺めながら鳥取へ向かう。

07.鳥取砂丘

誰もが行きたくなる鳥取砂丘。僕もこれまで何度来ているのに、こんなに雄大な景色が見られる場所は他にないので、ついついまた来てしまった(笑)。広い駐車場にバイクを停めて階段を登ると、ドーンと広がる大砂丘。大きな砂丘の頂上に向かってダッシュで走る。全身に地球を感じる。

08.奥津温泉

鳥取市から温泉めぐりのために内陸に入って行く。国道53号から国道482号、恩原高原を越えて岡山県の奥津温泉へ。ここは岡山三名湯、美作三湯のひとつ。昔、ここには熊や狼が来ないか、周囲を見張りながら温泉の湯を使って足踏みで洗濯する風習があったという。洗濯が命がけとは... いい時代になった(笑)。

09.湯原温泉

山道を1時間ほど走ると岡山三名湯のひとつ「湯原温泉」にたどり着く。ここで有名なのはダムの下にある巨大な大自然露天風呂! バイクを降りると真っ先に向かった。川底から温泉が湧き出している天然温泉で嬉しいことに無料で24時間入浴可能。これ以上の幸せはありませーん

10.道の駅燕趙園

2つの温泉を満喫したところで再び鳥取県へ向かいます。国道313号で北上、伝統的な町屋、商家と白壁土蔵群や赤瓦の町並みが美しい倉吉に立ち寄り、歴史を散歩。その後は東郷湖、一味違った景色を楽しむため「道の駅燕趙園」へ向かう。ここにある中国庭園は別世界の美しさ、もちろん本格的な中華料理も食べちゃいます

11.道の駅大栄

再び日本海、国道9号を西へ向かう。北条町にある「道の駅大栄」で休憩。ここは「名探偵コナン」の生みの親である漫画家の青山剛昌さんの故郷。いろんなところにコナンが。由良駅は「コナン駅」と名を変え、さらにコナン通り、コナン大橋、コナンの銅像、マンホールの蓋までコナン一色。

12.境港へ向かう

国道9号をひた走る。左手には美しい大山が聳えている。米子市から国道431号へ乗り換え、境港へ向かう。「名探偵コナン」の次は「ゲゲゲの鬼太郎」だ(笑)。中心の通りは「水木しげるロード」。鬼太郎、ねずみ男、猫娘、砂かけ婆...妖怪だらけだ。意外と大人でも楽しめる境港。

13.隠岐諸島

境港からフェリーで2時間40分。日本海に浮かぶ隠岐諸島の西ノ島に上陸。鬼舞スカイラインへ向かうと、広大な景色が目の前に広がった。どこまでも広がる緑の大地、のんびり草を食べる牛と馬。まさに絶景。断崖にできた通天橋も迫力満点。離島とは思えないスケールの大きさに圧倒される。

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