BBB MAGAZINE

  • 日本一周ライダーズファイル

    2020.06.23 / Vol.24

    久山陽平さん(岡山県在住)

CREDIT

旅の目的・テーマ

会社で疲れた心を癒やし、まだ見ぬ世界と人の温かさに触れる旅

ストーリー

子供の頃はバイクに全く興味はなかった。ところが高校3年の夏休み。YOUTUBEでバイクをのんびり走らせながら、実況をしている動画を見て楽しそうだと思い、興味を持つようになった。高校を卒業するとすぐに普通二輪免許を取得、高校時代にカッコイイと思っていたヤマハのYZF-R15を購入。バイクライフが始まった。それから8か月後には、さらにバイクショップで偶然見たカワサキのversys-x250に一目惚れ。またしても買ってしまった。バイク熱と一緒にツーリング熱も加速、ばいく日本一周の動画に刺激を受け、いつか自分もしてみたいと思うようになっていった。

その後、会社で精神的に疲れてしまい、仕事中に倒れて救急搬送され、退職することになった。しかしこれをチャンスと捉え、「今しかない!」と思い旅に出ることを決めた。19歳の夏だった。

旅データ

■時期と日数
2018年8月26日~2019年1月13日

■ルート
岡山をスタート、鳥取に出て日本海側を北上。青森から北海道へ渡り北海道を2周。再び青森へ渡ると今度は本州の太平洋側を南下。千葉からは内陸部へ向かい、北関東や長野などを周遊。東京から再び太平洋側を南下。岡山経由で鳥取に出ると日本海側を西へ。九州を時計回りで一周、四国を反時計周りで一周、そして岡山へゴールした。

■訪問した都道府県
岐阜県・沖縄県以外の45都道府県

■走行距離
約19,000km

使用バイク車種

Kawasaki Versys-x250 tourer

good:防風性が高いため疲れにくい。積載能力が高い。純正オプションのフォグランプが明るく、夜間でも安心して走行できる
bad:シートが少し固くお尻に優しくない。純正パニアの鍵が固くて鍵が折れてしまった

「聞いてみた、10の質問」

①旅用にカスタムしましたか?

リアに大きなホムセン箱を積載。ドリンクホルダーの取り付け


②どんな風に荷物を積載しましたか?

純正のサイドパニアとホムセン箱に振り分けて積載。サイドパニアには充電器やGOPROの周辺機器。貴重品、レインウエアなどを収納。ホムセン箱にはテントや着替え、お土産などを入れていた。また途中で荷物が入りきらなくなってしまったためホムセン箱を追加した。


③持参したアイテムで良かったものは?

良かったもの:
大容量のモバイルバッテリー。数日充電が出来なくてもスマホやカメラなどが使えた

不要だったもの:
テント。意外とかさ張り邪魔になった。また寝袋があればどうにかなった為


④おいしかったグルメは?

●「喜多方ラーメン」福島県
西日本にはないあっさりとしたラーメンで、出汁の旨味がしっかりと感じられる、人生の中で一番美味しいラーメンだった

●「北菓楼のソフトクリーム」北海道
日本一周で多くのソフトクリームを食べましたが、一番濃厚で牛乳の旨味とバニラの風味がしっかりしていた

●「ずんだ餅」岩手県
道の駅平泉で買ったずんだ餅はリーズナブルな価格でしたが、本場の家庭の味を食べる事ができました。数回食べた中で最も豆の風味を感じました

⑤良かったスポットは?

国道の最高標高地点で記念撮影をした

●「渋峠」群馬県・長野県
つづら折りの峠道や山の尾根を走るため景色が絶景。ほかにも日本国道最高地点があったり、道、景色、記念写真と全てにおいて満足のできるスポットでした。またレストハウスで食べたチーズパンも美味しかった

大分県佐伯市の鶴見半島の先端にある九州最東端の岬、鶴御崎

●「鶴御崎灯台」大分県
九州最東端の場所ですが特に観光地化されておらず、また近隣の街から一時間ほどかかるのであまり知られていないと思います。静かな時間が流れ270度海を望むことができ、対岸には四国も見えるなど海辺の景色としては日本で一番美しいと思いました


⑥印象的な宿&キャンプ場は?

●「せたな青少年自然村」北海道
キャンプ場でしたが、海沿いの崖の上にあり「これぞ道南!」といった風景が広がっておりきれいでした。また宿泊する時の注意としては熊の出没。スマホで調べてみると「崖下の街で数年前に人が襲われている」と言うことがわかり、緊張してまともに寝れませんでしたが、それもいまは良い思い出です(笑)


⑦一番好きな都道府県は?

「群馬県」
好きなレトロ自販機(うどん/そば)等が日本で一番多く、道がきれいで走って楽しい道が多かった


⑧一番大変だったトラブルは?

複数にはなりますが、3度の台風と北海道の地震によるブラックアウト(停電)。ギリギリ全て回避していますが、やはり影響は受けました(笑)


⑨一番嬉しかった出来事は?

長野県佐久市の食堂(佐久平食堂さん)でおかわり無料のご飯と豚汁がとても美味しく、食べすぎて苦しくなるほどでした。さらにお店の方の好意で少し休ませていただき、その日泊まる所の面倒まで見てもらいました。人の優しさが身にしみました


⑩日本一周を振り返って、最後にひとこと

人生において一番大きな出来事であり、かけがえのない経験と感動を与えてくれました。これからも長くの間生きていくと思いますが、人間としての根幹の部分を一回りも二回りも大きくしてくれたような気がします。また多くの人に助けていただいたので、感謝しながら少しでも恩返しできるように生きていたいと思います。

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