- page2 - 都道府県別ツーリングガイド「三重県MIE」

０９．長太の大楠

鈴鹿市の田園地帯に1本、高くそびえる巨木が長太の大楠だ。近づくとその美しさと存在感に圧倒される。幹周8. 8m、樹高23m、樹齢千年を超えるといわれる名木。かつてはここに大木神社があったが明治時代に移転され、御神木の楠だけがここに残ったという。地域のシンボル的な存在で、近鉄名古屋線の車窓からも見える。

１０．道の駅・紀宝町ウミガメ公園

ウミガメが産卵にやって来る紀宝町のウミガメ保護・啓発活動の拠点となっている「道の駅・紀宝町ウミガメ公園」。日本でも数少ない、本物のウミガメを飼育展示している道の駅で、ウミガメが泳ぐ姿を観察することができる。土日祝にはウミガメに直接触れることもできる。お土産はウミガメグッズ、カメさんカレーも楽しい。

１１．道の駅・紀伊長島マンボウ

国道42号沿いにある「道の駅・紀伊長島マンボウ」。マンボウは水族館というイメージだが、紀北町の「町の魚」で昔から食されている。冷凍のマンボウ白身やマンボウ唐揚げ、翻車魚カレーなどが販売されていて、食堂ではマンボウフライ定食が食べられる。土日祝は屋台でマンボウの串焼きが販売され、ライダーに大人気だという。

１２．道の駅・茶倉駅

田舎の小高い丘の上にある小さな道の駅で癒しムードがたっぷり。展望台からは眼下を流れる川を望むことができる。１階は物販コーナーでは地元の産直野菜が売られ、食事コーナーではうどんやそばの麺類、各種定食など豊富なメニューが揃う。2階はカフェスペースになっていて、景色を眺めながらのんびりコーヒーが飲める。

１３．ゲストハウス石垣屋

東海道五十三次の宿場町（国の重要伝統的建造物群保存地区）、関宿の町にあるフレンドリーなゲストハウス。築120年以上の古民家を使った男女別の相部屋式の宿で、ホテルとは違う魅力がある。何度か宿泊しているが、ほかの旅人とのおしゃべりや一緒に過ごす時間が心地よかった。

１４．まんぷく食堂の「からあげ丼」

伊勢3大ソウルフードのひとつとされるのが、宇治山田駅の近くにある、まんぷく食堂の「からあげ丼」。簡単に言うと親子丼の鶏肉を唐揚げに変えたもので、ありそうでなかったメニューだ。食べてみると親子丼よりも濃厚で、唐揚げの衣の食感が加わり、味わい深くなる。店もアットホームで入りやすい雰囲気、値段も良心的なのが嬉しい。

１５．伊勢うどん

太くて柔らかい麺を、出汁と伊勢だまりを合わせた独特のタレで食べる「伊勢うどん」。伊勢神宮の参拝者たちに愛され続けているうどんだが、初めて食べた人は「この麺茹で過ぎじゃない？」と思うかもしれない、それくらい麺が柔らかい。そしてその上にかかった黒いたれも特徴的。うどんの固定概念が変わるので、ぜひ一度食べてみよう。

１６．四日市名物「とんてき」

四日市で古くから食べられているとんてきは、ぜひ食べてほしい名物グルメ。分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃いタレでソテーした料理で、そこにキャベツの千切りを添えているのが定番スタイル。柔らかい肉に絡みつくタレ…濃厚な味に魅了されるはず。市内にたくさんお店があるので食べ比べも面白い。