BBB MAGAZINE

  • レストア野郎★Zippy編

    2014.05.28 / Vol.10

    - page4 - Zippy組み上げ作業開始です!TMCSに向けて最終段階!

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    NANDY小菅

    • 撮影

    NANDY小菅

    • バイク

    ジッピィ50

下の空間が少し寂しいので
下に文字を刻みます

桜の内側の模様を入れていきますが、どうも下の空間が寂しいということで更に「OFFICE NANDY」の文字を入れることになりました。

中央の丸い部分から
タガネでスジを入れていきます

まず中央の丸い部分はリューターで手彫りしていきます。そこをガイド代わりにしてタガネでスジを入れていきます。

花びらの丸い部分も
花びら部分は完成です

花びらの丸い部分は丸型の打刻で付けました。これで桜模様の完成です!NC旋盤で造る無骨な削り出しとはまた違って、手作りの温もりがあります。

文字も打刻で入れていきます

文字を打刻していきます
良い感じに仕上がりました

文字も打刻で入れていきます。大小あるフォントを使って「OFFICE」は小さく、「NANDY」は大きなフォントを使うことでデザイン性を高めてます!

撃沈マークをイメージしたカバー

雷電の撃沈マークをイメージしたカバーが完成!マシニングも良いですが、手作りの雰囲気もバフの光り加減も、ジッピィが走っていた70年代な感じが出せたと思います。

ピッタリです♪
ナンバーフレーム

今回は手作りハンドメイドでしたが、水野鈑金さんにはNC旋盤があるので、削り物のオリジナルラインナップは凄いことになっている。ナンバーフレームなんてのもオリジナルで製作可能なんですよ。価格は1万円チョイ~といった感じで、チームで纏まった数をオーダーすればお安くなっていきますからね!

ショーに向けて最終段階!

ショーボードを作ります
アクリルボードを使います

東京モーターサイクルショーにジッピィを出品させていただけることになりまして、S PAINT WORKSさんに洒落たショーボードも作っていただけることになりました!PC上で作ったデータを出力して様子を見ます。データ製作はS PAINT WORKSの伴さんが担当です。

クリアのアクリルボードにカットしたカッティングシートを貼り付けます。

カッティングシートにカットして、裏側に貼り付けたら文字部分のみ抜き取ります。細かい文字があると、もうこの作業だけでも大変なんです。

サンドブラストを当てます

サンドブラストを当てます
透明アクリル版にサンドブラスト

文字を抜いた部分にサンドブラストを当てます。こうすることでクリアのアクリル板で文字だけがサンドブラストされるというわけ。

マスキングした部分を剥がして行きます

アクリルへの文字入れは初めての作業とのこと。伴さんが表面のマスキングした部分を剥がして行きます。上手く行っているかどうか・・・?

カッティングシートを剥がしていきます。
キズを付けないように

カッティングシートはサンドブラスが当てられたことで強度も張力もなくなりボロボロに剥がれます。アクリルに傷を付けないように慎重に作業をしていきます。

Zippyショーボードの完成

クリアのアクリルにブラストで文字を入れて、後ろからブラックのアクリルを挟み込みました。シンプルな中に古臭さも出ていてジッピィの脇に置くにはベストとも言えるショーボードが完成です!

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