BBB MAGAZINE

  • 大人のたしなみとしてベスパに接してみよう!

    2017.07.02 / Vol.37

    - page2 - スモールで遊ぶ #10

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    隅本辰哉

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    隅本辰哉

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    Vespa

名物・リバースグリッド&ビハインドスタート

決勝がスタート

いよいよ決勝がスタートです。今シーズンから2クラス制となったVespaGPですが、通常のGP-Classでは予選結果の遅い順に並ぶリバースグリッドが採用されています。これは遅いライダーがスタート直後から一気に離されてしまうのを防ぎ、接戦となる機会が増えるようにと配慮されたルールです。このルールがあるからこそ、トップ争い以外も至る所でバトルが発生し、走る側にも観る側にも楽しくエキサイティングなVespaGPとなるワケです。
その後方グリッドに付くのはエキスパートのMaster-Classです。今回は3名のエントリーですが、GP-Classがスタートしてから30秒遅れ(コースや状況でこのビハインドタイムが決定されるので、毎回30秒という事ではありません)ガチの猛追が始まります。このクラスの見応えある走りとバトルが見られることもVespaGPを盛り上げる要因だと言えるでしょう。
さて、まずはGP-Classがスタートします(Photo13)。真っ先に1コーナーへと飛び込んだのは#27佐藤充弘選手。それを#1藤井公人選手と#9菊地栄治選手が追うかっこうです。しかし1周目の後半には#9菊地栄治選手、#20尾西洋一選手、#29福嶋誠弥選手という首位グループが形成されつつあります(Photo14、15)。ちなみに#29福嶋選手ですが、なんと平成生まれの最年少ライダーとのことです。いっぽう30秒というビハインドを背負ってMaster-Classもスタートです。先行するGP-Classを猛追する#5菊地信康選手、#36南徹選手、#92吉岡明典選手らは俄然スピードが違うという印象です(Photo16)。
そんな状況下、快調に3周目を攻め続けていた#29福嶋選手が痛恨の転倒(Photo17)。これで一気に首位争いは#9菊地栄治選手と#20尾西洋一選手に絞られてしまいました(Photo18)。そしてMaster-Classの方は終始#5菊地信康選手がリードする展開ながら、がっちりと射程圏内に捉えたまま#36南徹選手が追従するという状況です(Photo19、20)。
そして最終ラップ。用意されたチェッカーフラッグが#9菊地栄治選手に向けて大きく振られ、彼にとって念願の初優勝を決めました(Photo21)。惜しくも僅差で2位となったのは#20尾西洋一選手。転倒で一時は大幅に遅れましたが、#29福嶋選手はガッツで3位をゲット。またMaster-Classでは終始トップを死守していた#5菊地信康選手が手堅くMaster-Class初年度初優勝を決めると思いきや、最終ラップのバックストレートでドラマが起こりました。#5菊地信康選手がまさかのブレーキをミスるという事態に、イン側を狙っていた#36南徹選手がまんまと交わし、そのままトップでチェッカーを受けました(Photo22)。2位には#5菊地信康選手、3位に#92吉岡明典選手の順にゴールです。ちなみにレース中のベストラップをマークしたのは#36南徹選手で、41'967/60.047km/hでした。
念願のGP-Class初優勝を決めた#9菊地栄治選手(Photo23)のウイニングラップ。そしてMaster-Classで最初の優勝者となった#36南徹選手(Photo24)のウイニングラップ。こうしてVespaGP第2戦は大きな事故もなく無事幕を閉じる事が出来ました。皆さん、お疲れさま!

GP-Classがスタート
photo-13
首位グループ
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#9菊地栄治選手 #20尾西洋一選手 #29福嶋誠弥選手
photo-15
GP-Classを猛追する
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#29福嶋選手が痛恨の転倒
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#9菊地栄治選手と#20尾西洋一選手
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射程圏内に捉えた
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#36南徹選手が追従する
photo-20
菊地栄治選手初優勝
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チェッカーを受けました
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ウイニングラップ
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#36南徹選手
photo-24

VespaGP Round2リザルト

GP-Class・Winner
GP-Class・Winner
GP-Class(4位以下)
GP-Class(4位以下)
Master-Class・Winner
Master-Class・Winner

第2戦レースレポート用として画像提供していただいた2チームをご紹介しておきます。どちらのチームもライダーはレースに専念しているワケで、撮影役をがんばってくれたチームクルーのみなさん達にも感謝です!
GP-Class・Winner◎表彰台右から順に2位:#20尾西洋一選手、1位:#9菊地栄治選手、3位:#29福嶋誠弥選手(写真左)/GP-Class(4位以下)◎表彰台の前、右から順に4位、5位......#1藤井公人選手、#10和田友和選手、#43佐藤守孝選手、#27佐藤充弘選手、#33尾崎雅夫選手(写真中)/Master-Class・Winner◎表彰台右から順に2位:#5菊地信康選手、1位:#36南徹選手、3位:#92吉岡明典選手(写真右)

【GP-Class】

順位 ゼッケン ライダー名 チーム名 周回数 Delay F.lap
1 9 菊地栄治 EURO 12 ーー 43.441
2 20 尾西洋一 茅ヶ崎ボングー 12 0.360 43.288
3 29 福嶋誠弥 茅ヶ崎ボングー 12 8.311 42.142
4 1 藤井公人 malossi familia 12 11.681 44.376
5 10 和田友和 SOGNO VESPA CLUB 12 11.917 44.030
6 43 佐藤守孝 SugerBroters 12 30.381 45.817
7 27 佐藤充弘 SugerBroters 11 1LAP 47.874
8 33 尾崎雅夫 VESPA CLUB + KANAGAWA 11 1LAP 50.025

【Master-Class】

順位 車番 ライダー名 チーム名 周回数 Delay F.lap
1 36 南徹 SHIRAI-VESPA 12 ーー 41.967
2 5 菊地信康 COMPLETELOOK 12 0.104 42.049
3 92 吉岡明典 河名スウィートレーシング 12 13.003 42.576

今回はここまで!

VespaGP第2戦
photo-23
ベスパGP参戦車両

さて、今回はVespaGP第2戦レポートをお届けしました。本来のスプリント形式で争われたため、迫力あるバトルが展開され見応えも十分だったんじゃないでしょうか?
興味が出始めてきたって人がいましたら、そのときは是非とも観戦しに行ってみてください。ベスパってかわいいナリしてますけど、実はこっけうレーシングな一面も楽しめますから!
もちろんVespaGPにチャレンジっていう話でもOKです。その際は前回の「スモールで遊ぶ編・第9話」にある(株)ベスパ・菊地さんを訪ねてみてください。マシンの事から参戦まで、ていねいに教えてくれますので。
それでは最後にもう一度、2クラス/2人のライダーの喜びいっぱいなウイニングランをご覧ください。

GP-Class・Winner/#9菊地栄治選手

#9菊地栄治選手
#9菊地栄治選手
#9菊地栄治選手

Master-Class・Winner/#36南徹選手

#36南徹選手
#36南徹選手
#36南徹選手

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