BBB MAGAZINE

  • プロトモスピーダ

    2008.06.02 / Vol.07

    オリジナルヘルメット大完成!!

CREDIT

ギミック搭載でパーフェクトにしてみる!
バラしたヘルメット

再びヘルメットをバラしました

ワンフェス展示を目標に製作した『プロトモスピーダオリジナルヘルメット』ですが、その状態はまだ試作状態であったのだ! 更なるギミックを追加させることで、当初考えていたプロトモスピーダヘルメットへと完成させていくことにしました!!
まずはファニーズ川口さんによって左右の均等など、各所に微調整が行われていく。LED装着部分もさり気なく形状変更を施し、チンガードにもスジ彫りを入れるなどディティールアップしました。

造形が完全体になったところで、FRPの完全版メス型を製作することに。まずは抜ける方向を考えて、ボール紙を用いて割り型を考える。その後、剥離剤を塗って乾かします。なお、チンガードには補強の板が付けられました。

ゲルを塗る

続いてはゲルを塗る。いわゆるゲルコートとは最終的にFRPの表面側になるものだ。つまりこのゲルコートはメス型の内側になっていくというワケです。

乾かしている状態

これはFRPを貼った後に乾かしている状態。FRPが硬化する際に、熱によるヒケ(変形)を防止するために、木材で補強が入れられています。

出来上がったメス型

そしてこれが出来上がったメス型。この内側にFRPを貼れば、完全なものが出来上がるのだ! ここまで来て、ようやく量産も可能となったワケです!!

まず早速、ナンディさん用の1個分のみFRPを貼っていただいた。そして最後の仕上げとしてLEDを取り付けていきます。単4乾電池2本で光らせるようにしています。

電池ボックスはチンガードの内側に忍ばせました。スイッチ付きの電池ボックスを用意したので、操作もメットを被ったままでも簡単にできるのが嬉しいです!

これが完全版プロトモスピーダメットだ!!
つや消しのデザート イエロー

試作品ではシルバーであったが、今回はナンディさんの要望によってつや消しのデザート イエローに帽体ごと塗っていただきました。右側額のLEDとチンガードの乾電池とを結ぶ 配線にはブレーキのステンメッシュホースを被せたことで、強度&リアリティをも追求!

帽体のベースとなっている『OSBE』は実際にパイロットヘルも作っているメーカーだ。それだけに、シールドもダブルシールド仕様というのが嬉しい!

超明るい

暗がりで照射してみたら・・・超明るいんですけど!! LEDの変わりにCCDカメラを内蔵させれば、面白い絵も取れそうだよねっ!!。

メットも完成したことで、次回からはいよいよ車両製作だ!!

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