BBB MAGAZINE

  • 部品交換「改」

    2021.12.21 / Vol.21

    KAWASAKI 750RSフロートバルブ交換

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    NANDY小菅

    • 撮影

    NANDY小菅

キャブのオーバーフローを直します!

フロートが戻り難くなっているのか、ガソリンがオーバーフローするようになってきた750RS。今回はフロートバルブ周辺パーツを交換すると共に各部チェックを行ってみます。

何はなくともサイドカバーとガソリンタンクを外して、キャブへアクセスできるようにします。アクセルワイヤーを引き側も戻し側も取り外し、エアクリジョイントとマニホールドのネジを緩めたらキャブボディを後方下側に押すようにしてマニホールドから外します。

この車両では油圧クラッチのホースを1番2番の間に、オイルクーラーのホースを3番4番の間に通している、キャブを取り外してしまう前に元通りに戻せるように覚えておきます。

キャブ離脱!!

キャブが取り外せました。FI車のように細かな配線なども付いていないので簡単です。ガソリンが零れないように出来るだけ水平を保ちつつフロート室を外して、ガソリン内部に異物やお水が混入していないか確認しましょう。この車両では綺麗なものでした!

フロート室を外したら、ここからはキャブを逆さまにして作業するのが効率良いので、プラケースの上に置いて進めていきます。日頃から走っている車両なのでそれほど汚れてはいませんが、バイクはサイドスタンドで傾けられて保管されることが多いために、1番側は汚れが目立ちます。逆に4番側はかなり綺麗ですね。

フロートピンは先の細いピックアップツールなどで押し出せば取り外せます。これでフロートはフリーになりました。それぞれのパーツは気筒毎にどのフロートだったかを分かるように並べながら取り外します。

フロートバルブ周りを新品に!

フロートバルブを交換するついでにホルダーとガスケット、フロートピンも同時に新品に交換しておくことで安心感が増します。こういった部分は目で見ても不良状態が分からないことが多いためにケチケチしな~い!

フロートピンは片側に止めが付いているタイプに変わっていました。純正アップグレードですが、こちらの方が片側はすっぽ抜けることがないので安心出来ますね。フロートはバルブの頭が当たる部分をチェックしておく。些細な部分ですがここは真鍮で出来ているし、あまりにも擦り減っているとバルブを押しきれずにガソリンがオーバーフローする原因にもなります。

フロートバルブホルダーを外します!

フロートバルブホルダーはソケットレンチを使って取り外しますが、この時にディープタイプのソケットレンチセットがあると何かと便利です。あとはそれぞれを新品に交換して元に戻せばOK。なお、フロート室のガスケットも新品交換必須ですからね!

マニホールドは定期交換!

二次エアの吸い込みなどが疑われる場合はマニホールドも新品交換することで、不安要素を減らせます。古くなってくるとカチカチになっていてキャブもスンナリ入ってくれませんし、ここはキャブをなんかイジるタイミングなどと一緒に定期的に交換するのが吉。

ゴム類に関しては純正が手に入らなくてリプロ品しか出ていない場合を除き、出るならば多少値が張っても純正が最も信頼置けます。古い車両に乗っているのであれば、消耗品やゴム類に関しては手に入るうちに買っておくことをお薦めします!

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