BBB MAGAZINE

  • レストア野郎★Zippy編

    2014.04.01 / Vol.08

    アーミーグリーンのボディにド派手な黄色が映える!ボディペイント完成!

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    NANDY小菅

    • 撮影

    NANDY小菅

    • バイク

    ジッピィ50

既に下色まで入ってアーミーグリーンになってます!
S PAIMT WORKSさんにお願い

Vol.7ではペイントをお願いしているS PAINT WORKSさんによって、ブラックにされていましたが、それは塗装の下地の黒いサフェーサー。そこからもう一段階進んで下色となるアーミーグリーンまで進行してました。雷電な感じの雰囲気になってきましたよ!

ステップとサイドスタンドは強い皮膜のパウダーコート!
二十世紀屋のチンペイさんの出番です

通常のウレタンペイントでは小石などが跳ねた場合はやはり剥がれてしまいます。そこで石跳ねなどで酷使されるステップとサイドスタンドは二十世紀屋さんでパウダーコート仕上げにすることにします。二十世紀屋のチンペイさんの出番です!

油とホコリでギトギト
パウダーコートのための予熱

パウダーコートするにはまずサンドブラストで下地処理。既にVol.6のときに内海工業さんでブラスト処理済なので、まずはパウダーコートのための予熱をかけておきます。なお二十世紀屋さんには『MAXAPE PROJECT Vol.5』の時にもパウダーコートでお世話になっているので、そちらも合わせてご参照下さい!

サフェーサーとなる素材を吹き付ける
再び200度の熱を加える

熱風地獄の釜に入れて200度で予熱をかけたら、まずはサフェーサーとなる素材を吹き付けます。塗るための対称物と粉体の粉にはそれぞれ電気が通されているので、塗料の細かな粉が静電気の効果で吸い付くように吸着されていく。サフェを吹き終えたら再び200度の熱を加えます。

続いて目的の色

黒のパウダーコートを吹きかけます
実はカラフルな色がたくさんある

続いて目的の色となる黒を吹きます。パウダーコートというと黒のイメージが強いと思いますが、実は赤やら白やらとカラフルな色がたくさんあるんです。実は金・銀・パールや特殊色に至るまで色々ありますよ!

ツヤツヤな黒で仕上げる

黒を吹いてもう一度窯で熱を入れ、冷ましたらパウダーコートの完成。ツヤツヤな黒で仕上げていただきました。これは早く組み付けてみたいですねー。

シートのデザインを考える
デジタルでデザイン作成
この位置に黄色のライトニング先端部を入れたい

再びS PAINT WORKSさんです。シートは丸直さんで張り替えに出すのですが、普通に黒で張り替えるだけでは面白くない。折角のカスタムシートなのですから遊び心も加えたいというわけで、車体に入るライトニングデザインの先端はシートのサイド部分に入れてみます。S PAINT WORKSの伴さんがデジタルでデザインしたものをマスキングテープのように粘着性の低い塗装用のカッティングシートに切り出して張り付ける。「この位置に黄色のライトニング先端部を入れたい」とイメージを丸直さんに伝えるためです。

丸直さん
シートのカットサンプル

シート張替えと言えば「MAXAPE PROJECT Vol.3」の時もお世話になっている名古屋の丸直さんでしょう!表面はジッピィ純正にならってタックロール、足周りのサフェ色に合わせたパイピング、そしてサイド部にはライトニング先端を黄色で入れてもらいます!でもその黄色を選ぶのに、どの色が良いか迷います・・・。そこで丸直さんから無料で送っていただけるカットサンプルを先に送って頂きました。やっぱりモニターで見るのと、実際のカットサンプルを見るのでは色味や質感が違います。皆さんも注文する前には是非カットサンプルを送ってもらうと良いと思います。黒一つとっても、艶アリや半艶の違いが一目で分かりますよ!

新品のように蘇ったシート

新品のように蘇ったシート

発注書と共にシートを丸直さんに送り、数日後には張替えられて戻ってきました!新品のように蘇ったシートがもうプリップリしています&超綺麗!

シートの黒は半艶に
ライトニングの先端部分はあえて垂れ下がった状態

タックロールはもうプリンプリン物語状態!ボディカラーはつや消しで塗る予定だったので、シートの黒はあまりピカピカさせないように半艶を選んでいます。ライトニングの先端部分はボディ側との隙間を考慮していただいて、あえて多めに垂れ下がった状態です。

丸直さんの緑のタグ
シートの裏側に専用のボンドと補強剤

グレーで仕上げていただいたパイピングのところには丸直さんの緑のタグも付いていてちょっぴりお洒落!FRPで補強されたシートなので表皮は通常のように大きなホチキスで止められない。そのために裏側に専用のボンドと補強剤が使われて表皮が固定されています。

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