BBB MAGAZINE

  • ジャイロで遊ぼう

    2017.01.23 / Vol.03

    ミニカー登録&ワインディング走行

CREDIT

前回、スパンキーさんからリリースされているジャイロ用のパーツを装着し、ドレスアップ第1弾が終了しました!と同時に、ミニカー登録のための条件もクリアしましたので、今回はミニカー登録の申請を行い無謀にもワインディングでの試乗も行いました!

いよいよミニカー登録へ!ようやく公道を走れるっ!

カスタムパーツ
スパンキーさんのジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール バギータイヤ&スペーサー40mmセット(品番155)に付属していた「原動機付自転車改造申請書」。一番重要な「申請内容」は、空欄(ジャイロアップ用の数値を手書きで記入している部分)に数値を記入するだけで終了。あとは所有者欄と改造車両欄、改造責任者欄に記入するだけです。

スパンキーさんから届いたパーツの交換が無事終了し、めでたくミニカー仕様となったジャイロアップ。公道デビューするために、次はいよいよミニカー登録を行います。まずは、スパンキーさんのジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール バギータイヤ&スペーサー40mmセット(品番155)に付属していた「原動機付自転車改造申請書」に必要事項を記入します。この申請書は、いわゆる原動機付き自転車(50cc)からミニカーへと車体を変更した内容を記載した登録書類です。ジャイロの場合、エンジン排気量はノーマル(50cc)のままでリヤのトレッドが500mm以上に拡幅された事を具体的に説明した書類となります。
次に、添付する写真を用意しますよ!

ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
今回のジャイロアップでの原動機付自転車改造申請時に提出した写真(プリントアウトしたもの)は上の3点。
ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
改造後の車体全体が写った写真と改造箇所(トレッド拡幅)をメジャーで示したもので数値が読み取れる写真の2点です。
ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
左後方から移した写真は念のため持参したものです。

この写真については、登録する役所によって必要な撮影箇所や枚数、撮影アングルなどが異なってくる場合がありますので、事前に登録する役所に問い合わせていただくと安心です(登録時に足りない写真等があると、二度手間になることもありますので...)。自分が登録する役所では、改造後のマシン全体が写った横か斜め横からの写真と、広がったトレッドにメジャーを当てて数値が読み取れる写真が必要との情報を得ましたのでスマホで撮影します。撮影した写真は、プリントアウトして提出書類と一緒に準備しておくことが必要です。スマホ等で撮影したデータを役所に持っていっても、プリントすることは出来ませんので、必ずプリントして持参して下さい。実車は持って行く必要はありませんので、写真と書類が用意できたら役所の担当窓口で改造申請を行います。
申請書類に不備等の問題がなければすぐに薄い青色のナンバープレートが交付されます。"わ"ナンバーですが、レンタカーではありませんよ(笑)。無事、ナンバーを取得して晴れてミニカー登録車となったジャイロアップのために、自賠責保険(いわゆる強制保険)をベアさんで購入しました。ちなみに、自賠責保険料は原付バイクと同じ料金となりますので、なぜかお得感があります(笑)。また、任意保険は自動車用任意保険のファミリーバイク特約が使えます(保険会社によって異なる場合もあるようですので確認してください)ので、保険関係は原付が1台増えたのと同等の負担でミニカーは所有することができます。ただし、自動車税は250ccクラス並の3,700円となりますが...。(250ccクラスの自動車税は3,600円)

トランポに積込むためには、3輪分のラダーレールが必要だ!

ナンバーを取得する前に世田谷のベアさんからジャイロを運ぶとき、どうしてもトランポが必要となりました。幸い自分にはハイース(100系)がありますので特に気にしていなかったのですが、よくよく考えてみればジャイロをトランポに乗せるときには、二輪車と違って1本のラダーレールで乗せる事はできないのです。フロントの1輪とリヤの2輪のトレッドに合わせた3本のラダーレール、もしくは幅広いラダーレールが必要となることに気がつきました! 現在、使用しているラダーレールは長さ1800mm×幅250mm。これでは、ジャイロを1人で安全に載せることはできません...。そこで、新たにラダーレールを2本購入することにしました。まずはラダーレールの横幅を決めます。リヤのトレッドが575mmとなるため、レール幅は少なくとも600mmは必要となります。しかし、600mm幅くらいのちょうどいい大きさのラダーレールは見つけられず...。そこで、荒技的に300mm幅のラダーレールを2本並べて使うことを思いつきました(これでもタイヤははみ出してしまいますが...)。

株式会社ヤザワ

カスタムパーツ

東京都品川区南大井5−27−11
TEL:03-5769-0281
http://www.yazawainc.com/

世界中から厳選した"安全安心の品質"を持つ商品を輸入し、販売を行っている。商品バリエーションは、ファイブスターのラダーレールをはじめ、工具屋メンテナンスグッズ、ツーリンググッズ、アクセサリー、ヘルメットグッズなど実用的な商品から遊び心溢れる商品まで多岐にわたる。これらの商品は、個人販売はしていないが、有名ショップや専門店の通販などで購入することが可能。まずは、株式会社ヤザワのHPからいろいろな世界のトップブランドの商品を検索してみて欲しい。

ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
左/ファイブスター製湾曲ラダーレール(長さは2100mm、幅は300mm)を2本お借りしてトランポにセットしてみました。中央のラダーレールは、自分が今まで使っていたラダーレール(長さは1800mm、幅は250mm)です。並べて比較すると大きさの違いは一目瞭然!
極太フロントバギータイヤ
右/ファイブスター製ラダーレールは、フックとなる爪をトランポの床に置き付属しているタイダウンベルトでトランポとラダーレールを固定して、バイクの積載作業中にラダーレールが外れることを防止する。付属しているタイダウンベルトは、マシン固定にも使用できて便利!

さらに、自分は仕事柄、他のオートバイを運ぶことも多いのでせっかくなら汎用性の高い長めのレールを探すことにしました。さらにさらに、ロングホイールベース車や集合管を装着したマシンも運ぶ機会もあるため、マシン下部がレールと接触しないように"湾曲タイプ"のレールが一番良いと考え、そのような条件でラダーレールを検索してみました。その時思い出したのが、ハーレーのディーラーさんでの積込み風景。車高の低いハーレーを積載する時に使っていたのがファイブスター製の牽牛なラダーレールでした。早速、発売元の株式会社ヤザワさんに問い合わせてみたところ、湾曲タイプには数種類あることがわかり、その中でも最も自分的に使い易そうな一番全長の長い2100mm×幅300mmの折畳み式の湾曲タイプを購入することにしました! ちなみに、二つ折にした時の長さは約1150mmですので、ハイエースのセカンドシートを使用していても余裕で荷室に搭載できます。さらに、荷室に建てて収納することも可能です!このラダーレール、耐荷重が1本当り339kg(!)もありジャイロアップには明らかにオーバークオリティ! なのですが、自分はリッターバイクの撮影などの仕事でトランポにマシンを積込む事も多いので、自分的にはいろいろなオートバイをトランポに安心して積込むこともできる事はウエルカムなのです! この耐荷重の余裕はありがたいです。ちなみに、2本購入しました。

ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
ファイブスター製湾曲ラダーレール(長さは2100mm、幅は300mm)の折畳み式がこちら。中央付近から折り畳める。折り畳んだ状態での長さは約1150mmととてもコンパクトになる。
極太フロントバギータイヤ

公道での試乗といえば山坂道!でもジャイロの場合、山坂道での試乗は苦行!?

ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール

ジャイロアップのドレスアップとミニカー登録が終わって、ようやく公道試乗が出来る事になりました! 通常、オートバイの試乗インプレッションというとワインディングや高速道路、サーキットなどとなります。しかし、50ccスクーターの場合は、多くのメーカーさんが街中で使われることを前提に開発されていることでしょうから、インプレッションは街中で行うのが正しいと思いますが、今回は無謀(?)とも思えるワインディングでの試乗です!ワインディングといえば当然、いろいろなRのコーナーやアップダウンの続く道ですので、50ccのそれも車重が100kg以上もあるジャイロアップにとっては苦行でしかないと思いますが(笑)、今回はあえてワインディングで行います!!

まずは、ワインディングに向かうアプローチの平坦路からスタートします。ジャイロアップは、重い荷物を積載して走ることを前提とされているためか、ローギヤード気味で発進加速は普通のスクーターよりもゆっくりしています。このため、スタートしたら周りのクルマの流れに遅れないようにすぐにフルスロットル! 加速はゆっくりですが、その分しっかりとトルクで加速している事が感じられ、荷物を満載にした時の発進を前提としたようなギヤ比で実用車然としています。長い直線ではスピードメーターの針が55km/h付近をウロウロしています。ミニカー登録したことにより制限速度が自動車と同じ60km/hとなりましたが、自分のジャイロアップは平坦路で60km/hもでません...。しかし、全開のまま走っている時にスピードメーターを見ていると急に速度が上がったり下がったりします。これは、バイクに乗っていても感じないくらいの緩やかな坂のアップダウンにジャイロが敏感に反応してしまっているからです。なぜかと言うとパワーが低いからです...。50ccで5.3ps、さらに排気ガス規制後の個体であるため、数字的にも体感的にもパワー感が低いのは否めません。このため少しでも負荷が大きくなる(登り坂)と減速し、負荷が少なくなる(下り坂)と加速するからです。

ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール

ここまでの走行中はほとんどスロットル全開。ジャイロはスロットル開度が90度以上あるため、このようにスロットル全開走行が続くと右手首が痛くなります。ジャイロには、ハイスロットルが必要ということも発見(?)しました!(笑)いつものワインディングに到着するまでの道が"こんなに長い距離だったのか〜!"と感じながら、ようやくワインディングに到着。ここからが、本番(?)です。ワインディングでジャイロに乗るのは初めてです。パワー不足は目に見えているので、ここでも安心してフルスロットルにしていきます。いつもならコーナー手前でシフトチェンジをさせながらリズムを作って走るワインディングですが、今日はほぼフルスロットル(笑)。Rのきついコーナーに入る時にだけ一瞬スロットルを戻して、バンクさせるタイミングを造りすぐにまたフルスロットル。そのままコーナーを旋回します。何も起きません(笑)。コーナリング中、路面が多少濡れていても砂が浮いていても、道を横切るように水が流れていても何事も無かったかのように走り抜けます。フロントタイヤは二輪と同じ構造ですので一応気を使って走りますが、リヤは何も気を使わずに走ってもまったく変な挙動は出ず安定しています。滑る気配も何も無く、フロントを外に押し出すような挙動も無く、フロントタイヤが通ったラインを追いかけていきます。こんなに安定して走れるからこそ"業務用で誰でも使用できるのか!"と今さらながら感心してしまいます。

ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール
ジャイロ用10インチ ツートン アルミホイール

ワインディングを何度も往復しましたが、重点的に試してみたのはコーナリングのバンク方法だけでした。リーンアウト、リーンイン、リーンウイズ、この中で一番大胆に気持ち良く曲がれたのはリーンアウト。マシンをバンクさせる方向と逆に身体を持ってくる乗り方です。ライダーの頭が高い位置に残ったままですので、公道では先が見易く安全な乗り方でもあるように感じます。そのため思い切り良くバンクさせることができ、強い旋回力を造ることができるようです。慣れてくればリーンインで大胆に体重移動して乗るのも"マシンを操っている感"があり楽しいですね。ストレートでは、全開でありながらも左端を走行し後方から来るクルマに道を譲り(笑)、次のコーナリングで追いつく、というような乗り方になってしまいます。でも、とても楽しいです! クルマの邪魔をしないように走っていた原付免許取り立ての頃を思い出すような体験が、今できるなんてとても新鮮です!(笑) たまには50ccに乗って、あの頃の記憶を呼び醒ますのも楽しいですよ!
ワインディングを何度も往復して出た結論としては、登り坂は苦行だが下り坂は意外と楽しく走れるということです。リヤタイヤは2輪のおかけでグリップが強く滑ることはまったくと言っていいほど心配しないで済みますし、リヤの重さがそのままグリップ力の高さに貢献しているかのようです。また、フロントタイヤの接地感もマシンに慣れるに従って不安無く想像していた以上に良く路面に食いつき、思い切りバンクさせるとグイグイと旋回します。ただ、バンク角が半端に甘いとアンダーステア(コーナーの外に膨らむ)の傾向が強くなりますので注意が必要です。街中でよく見かける宅配ジャイロが、交差点を大袈裟と思えるほど勢い良くマシンをバンクさせて曲がって行く光景を見て"あんなに大袈裟にバンクさせなくても..."といつも思っていましたが、実はあの乗り方が一番気持ち良く旋回できる方法だったのですね。

ホンダジャイロカスタムパーツSPUNKY's

SPUNKY's

東京都荒川区町屋3−27−12
TEL:03-3810-8198
営業時間:通販専門  [BBB]でも販売中
定休日:毎週月曜日
http://www.spunky-s.com/

ジャイロアップのドレスアップのためにセレクトしたパーツをリリースしているスパンキーズ。HPでは、ジャイロアップ、ジャイロX、ジャイロキャノピーと車種ごとに分かり易くいろいろなパーを掲載している。また、実際にパーツを装着したギャラリーページもあり、パーツの紹介だけではなく装着した時のイメージがしやすいこともありがたい。ちなみに、スパンキーズは通信販売専門ショップとなっている。

BEARせたがや(べあ せたがや)

BEARせたがや

東京都世田谷区世田谷2-10-11
TEL:03-3429-8181
営業時間:10:00〜20:00
定休日:毎週月曜日
http://www.bear-s.com/

今回からお世話になる東京都世田谷区のBearせたがやさん。電動自転車から新車・中古車の海外製スクーターから国産スクーター、さらにビッグバイクまで幅広く面倒を見てくれる"地域に根付いている街のオートバイショップ"。常連さんは、男女を問わず今の若者から昔の若者まで。幅広い年齢層に支持されているのが特徴だ。もちろん飛び込みのお客さんも大歓迎! ちなみに、スクーターでモトクロスを楽しむ"スクータークロス"の事務局でもあり、2016年11月6日(日)に千葉県の富津SSランドで開催される関東スクータークロスの準備で、現在は大忙し中!

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