BBB MAGAZINE

  • レストア野郎 MONKEY編

    2017.06.20 / Vol.08

    - page2 - シート張り替えます!

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    NANDY小菅

    • 撮影

    NANDY小菅

    • バイク

    MONKEY

シート張り替え作業開始!

シートを採寸
シートを採寸その2

ノーマルの表皮は剥がして採寸。もしもアンコに破損などがある場合などは有償オプションで修正や加工も可能です(破損状態によっては受け付け不可な場合もあります)。

縫い目なども検討

立体的に考えながら縫い目なども検討します。裁断されたパーツはノーマルとほとんど同じような感じですね。座面はウェルダー加工されているものを使用します。

職人技の縫製です!

パイピングを縫製

まずウェルダー加工されている座面にシルバーのパイピングが縫製されていきます。さっきからちょいちょい出てきている『ウェルダー加工』に関してはシート完成後に詳しく解説します。

サイド部分を縫い付けていく
ミシンは特別製

座面部分に付けたパイピングに今後はサイド部分を縫い付けていきます。ちなみに縫製に使用しているミシンは厚いシート用の表皮が縫えるようになっている特別製です。

肝心要の張り込み作業!

シートに張り込み
ツメに引っ掛けるようにして張り込む

縫製が出来上がったらシートに張り込みます。モンキーのシートの場合は鉄製の低板で、そこに出ているツメに引っ掛けるようにして張り込む。シワが出来ないようにする技術が凄い!

オプションの鋲も追加!

鋲を打つ
鋲は金づちで打ちます

純正と同様に片面につき6個ずつ鋲を打ってもらいます。鋲自体は純正と同じものではないのですが雰囲気は十分です。

シート張り替え完成です!!

シート完成

ふっくらとしたシートに仕上がりました!パイピングをシルバーとしているので、モンキーのAB27シートと思ってしまいそうな出来栄えです。でも実は『表皮張り替えのさり気ないカスタムシート仕上げ』というのが狙いです。これぞ純正スタイルと呼ぶべきカスタマイズでしょう。

ウェルダー加工

さて今回行った『ウェルダー加工』に関しての解説です。既存のタックロールだと縫い目によって水が浸み込んでしまう可能性がどうしても否めないのですが、ウェルダー加工は純正シートのように型押しされた表皮なので、雨天でも水に負けないのです。対応表皮は2種類の黒のみとなっていますが、純正風に仕上げたかったり、雨の翌日にお尻が濡れるのが気になる人には是非です!滑り止めにもなるし、ぶっちゃけこれかなり良いですよ!

丸直シート価格表(今回のシート張替料金)
1.基本料金 4,000円
2.パイピング(1本) 500円
3.ウェルダータックロール 4,000円
4.金属ベース 2,000円
5.鋲(12個) 1,200円

合計11,700円(税抜)
※この見積もりはあくまでも概算で正式な金額ではありません。元々のシートの状態等で料金が変わる場合があります

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