BBB MAGAZINE

  • 部品交換「改」

    2020.03.24 / Vol.05

    HONDA プレスカブ50 ハブダンパー&ドリブンスプロケット交換

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プレスのリア周りはスタンダートと違う!

1988年にカブのバリエーションとして登場したプレスカブ。新聞配達など業務用としての使い勝手や機能を向上させたモデルで、大型リアキャリアとフロントバスケットを標準装備しているのが外見的な特徴だ。荷物を運ぶことに特化しているために、強化サスペンションや大型サイドスタンドも採用。デラックスタイプにはハンドルグリップを暖めるグリップヒーター・システムを標準装備している。

2002年モデルのプレスカブのドリブンスプロケット交換を行ってみます。プレスカブは大径ドラムのリアブレーキを採用しているので、スタンダードのカブとは違う部分もありますよ。今回の車両ではキャリアがスタンダードに変えられていて、マフラーとリアショック、そしてシートが社外のもの。チェーンガードは外されています。

なかなか酷使されてきたようでドリブンスプロケットは完全に交換時期。スプロケの歯がここまで減ってくるとチェーンのコマズレなどを引き起こすし、チェーン自体も外れる事もありますから要交換です!

プレスカブのリアアクスルは通常の22mmナット(スタンダードは19mm)と、その奥に30mmリアアクスルスリーブナット(スタンダードは23mm)が入っている。パンク修理などでホイールのみ外したいときは外側のナットを緩めるだけで、スプロケットハブはスイングアームに残したままでホイールを取り外せるというカブならではの便利な仕組み。なお、スタンダードとサイズが違うのはプレスの方がアクスルシャフトが太く強化されているため。

社外マフラーは一度外す場合もある

ホイールを外すのにリアアクスルシャフトを抜こうとしても、社外マフラーの形状によっては干渉して取り外せない場合もある。そんな時は諦めてマフラーを外します。ちなみに組み込み時にシャフトをチェーン側から差し込んでおけばチェーン側にシャフトを抜けるので、今後同じ作業をするときにマフラーが邪魔になることはありません。お試しあれ!

マフラーを外すのは簡単です。エキパイ側を一度緩めて、サイレンサー側を止めているピポットシャフトのナット緩める。その後、エキパイ側を外して床に落とさないように気を付けながらサイレンサー側を外せばOKです。

マフラーを外したのでアクスルシャフトを抜きたくなりますが、その前にリアドラムブレーキアームとロッドを外すのが先です。

更にブレーキストッパーも外しておきます。本来は割ピンが入るべき部分なのですが、この車両では入っていませんでした。組み込み時には付けておきます。

ブレーキストッパーボルトとワッシャー、ナットの順番で奥から入っています。ブレーキストッパーボルトはブレーキパネルにハメ込まれるようにして入るので、取り付け時には注意。

ホイール右側にはリアブレーキパネルサイドカラーが入っているので外すと共に、リアホイールが外れます。タイヤとフェンダーの内側などが引っかかってホイールが取り外しにくい時には、車体を傾けるとやりやすいです。

ハブダンパーも交換時期でした

ハブダンパーを取り外してみましたが、裂傷があり一部は砕けていました。これはもう新品に交換しなければなりません。

リアアクスルスリーブナットを外してスプロケットハブを取り外す。バイクでは30mmのレンチは大き過ぎて使う機会はほとんどないという人が多いでしょう。プレスカブオーナーなら30mmレンチを用意しておくのがベストですが、メガネレンチもソケットも手元になかったのでモンキーレンチで代用です。

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