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    2008.12.27 / Vol.06

    スーパースポーツとMotoGPマシンを紹介

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    BBB編集部

バイクレースのトップカテゴリーであるMotoGP。世界選手権という二輪レース最高峰の大きなステージに日本の4メーカーが参戦(カワサキは残念ながら2008年を持って参戦中止、2009シーズンからはプライベーターへマシンを提供)しているのは誇らしいことだろう。今回はそのMotoGPマシンのテクノロジーが少なからずフィードバックされ誕生している、各メーカーのスーパースポーツマシン(以下SS)を、各メーカーのMotoGPマシンと合わせて紹介。

インジェクションは始動性がバツグン!

最高峰のテクノロジー
最高峰のテクノロジーがフィードバックされるSSマシン

コンマ数秒でも速く走るために開発されたMotoGPマシンと市販車とでは、根本的な思想は異なる。当たり前だが、パワーも違えば、保安部品の有無も違う。さらには、排気量も国産のリッターSSが1000ccなのに対し、MotoGPマシンはレギュレーションにより800cc(2007年~)だ。しかし、車体やその他数々のシステムには、まさにレーシングシーン直系と言えるテクノロジーが多く導入されているのも事実。また、マシンデザインも「速さ」を求めた結果なのか、レースマシンに近いということもある。これはファンにとっては何より嬉しい事と言えるのではないだろうか。

各マシン紹介

MotoGPクラスに参戦している各メーカーのマシンとSSを紹介する。

HONDA CBR1000RR(市販車)
RC212V(MotoGPマシン)

RC213V(MotoGPマシン)
RC213V(MotoGPマシン)

CBR1000RRは08年モデルでフルモデルチェンジし、コンパクトなボディを手に入れた。センターアップマフラーを廃したリアセクションのデザインは、RC212Vに通じるところもある。メカ的には、MotoGP直系の、ユニットプロリンクサスペンションや、HESD(電子制御ロータリーステアリングダンパー)などが斬新。エンジンは全く異なるが、フレーム形状は両車共によく似ている。また、メーカーからMotoGPマシンのレプリカカラーを販売しているのも特徴のひとつだろう。

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YAMAHA YZF-R1(市販車)
YZR-M1(MotoGPマシン)

YZR-M1(MotoGPマシン)
YZR-M1(MotoGPマシン)

R1は05モデルから外見の変化は小さいが、中身はモデルチェンジごとに熟成されている。09モデルからはエンジンがさらにパワーアップ。08年チャンピオンマシンYZR-M1のテクノロジーそのままの、クロスプレーン型クランクシャフトを採用したエンジン、左右独立の減衰力機構採用フロントフォークなど、数多くの斬新な装備が導入される。 ダウンマフラーが流行している今、アップマフラーを搭載している数少ないSSとなった。

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SUZUKI GSX-R1000(市販車)
GSV-R(MotoGPマシン)

GSV-R(MotoGPマシン)
GSV-R(MotoGPマシン)

R1000も09モデルでフルモデルチェンジ、ボディを大幅にコンパクト化すると共に、エンジンをさらにパワーアップ。ショートストローク化されたエンジンは、低回転の性能を維持しながらも、更に高回転でパワーを発揮する。さらに、ボディのコンパクト化に伴い、軽量化も進んでいる。S-DMSと呼ばれる、パワーマネジメントシステムも斬新だ。テクノロジー面でメーカーはあまりMotoGPテクノロジーについて触れていないようだが、マフラーの形状はメガホンタイプでその点ではGSV-Rのイメージを演出しているともいえる。

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KAWASAKI ZX-10R(市販車)
ZX-RR(MotoGPマシン)

ZX-RR(MotoGPマシン)
ZX-RR(MotoGPマシン)

ZX-10Rは08モデルでさらにパワーアップ。エンジンはより高回転化でのパワーを求め、最高出力は実に188psに到達(ラム圧過給時は最大200ps!)している。楕円断面スロットルボディ、トラクション制御を行うインジェクションシステムなど、斬新なテクノロジーも多数見受けられる。もちろんブレーキシステムの見直しやボディ周りの性能向上も行われている。カワサキのMotoGPマシンZX-RRは、国産各メーカーがV4エンジンを採用する中、直列4気筒エンジンという市販車と同じ形状のエンジンを採用していた点も注目だった。MotoGPへのワークス参戦は残念ながら2008シーズンを持って終了したが、市販車にそのスピリッツが受け継がれているのではないだろうか。

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DUCATI デスモセディチRR(市販車)
デスモセディチGP6(MotoGPマシン)

デスモセディチGP6(MotoGPマシン)
デスモセディチGP6(MotoGPマシン)

デスモセディチRRは、SSという枠組みを越えた、まさにMotoGPマシンレプリカそのもの。なんとこのマシン、2006年シーズンのドゥカティのマシン、デスモセディチGP6のフルレプリカなのだ。右の写真は2009年シーズンを戦うGP9だが、それでも形状が似ていることが分かるだろう。レースキットを組むと200psを出力する990ccのエンジンは、これもGP6同様L型4気筒。その他フレーム構造やブレーキ、ボディに至るまでGP6のパーフェクトレプリカだが、その分お値段も800万円と高額。だが、1億円以上するともいわれるMotoGPマシンのフルレプリカとして考えれば安価かもしれない。すでに予約分が全て完売しており、手に入れるには中古で出回るのを待つしかない!?

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