BBB MAGAZINE

  • 全国「旅ごはん!」バイク紀行

    2010.01.25 / Vol.01

    住吉飯店のもやし麺(千葉県南房総)

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    藤原かんいち

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    藤原かんいち

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    リトルカブ

菜の花とカブ
1月でも菜の花が咲いている。さすが房総。

記念すべき第1回。訪ねたのは1月という一年で最も寒い季節、気候が温暖で雪の心配がないということで房総半島に決めた。このエリアは野島崎、鋸山、房総フラワーライン、マザー牧場等々見所も多く、関東圏では一年中楽しめるツーリングスポットとしても人気が高い。

洲崎灯台
抜けるような青空と白亜の洲崎灯台。

旅の出発地は自宅のある神奈川県。旅の相棒はいつものリトルカブ号。東京湾を横断するアクアラインは高速道路のためパス、三浦半島の先端にある久里浜まで走りフェリーに乗り込んだ。時間短縮のため高速道路で一気に東京湾横断もいいけど、旅ならやっぱりゆっくりと情緒を楽しめる船の方が気分も盛り上がるんだよね~。ターミナルには僕以外にもバイクが3台。やはりこの時期は僕と同じようにライダーは常夏(!?)の房総に吸寄せられるらしい。

住吉飯店
国道127号から少し入った所にある。

船に揺られること35分、房総半島が目の前に迫ってくるとテンションも上がってくる。船を降りると内房の海岸沿いに延びる国道127号に乗り南下する。目指すのは安房郡鋸南町勝山にある「住吉飯店」。 着いた店は小さな商店街の一角にある、どこにでもありそうな中華料理屋だった。ある意味、怪しい系統の店ではなさそう。店内に入ると意外と広く、奥に長く延びている。

キョロキョロと見回し、調理場が見えるカウンター席に腰を下ろした。メニューを開くと迷わずこの店の名物「もやし麺」を選んだ。メニューをパラパラと見てみるが、普通の中華店にあるものは一通り揃っているよう。チャンスがあったら他のも食べてみたい。 午後5時と中途半端な時間にもかかわらず他にも3組ほどお客さんがいる。観光地でもない小さな町の中華屋なのに、やはり人気の店らしい。厨房では新人らしき調理人が店長の指示に従って威勢よく動きまわっている。 20分ほど待っただろうか、重量感たっぷりのラーメンどんぶりがテーブルに置かれた。

住吉飯店
このもやしの量、はんぱじゃないぞ~!

「おおおっ、これかぁ~!」
目の前の光景に顔がにやけた。大きなラーメンどんぶりにもやし野菜炒めがエベレストのように聳え立っている。なんじゃこりぁ。具はどんぶりに収まりきれずはみ出しているではないか。おまけに入りきらなかったスープが溢れ受け皿にたっぷり溜まっている。壮絶な風景だ。もやしが多すぎて、外から麺もスープも見えない。

「いただきま~す!」
鬼のように、もやしを箸で摘まんでは口へ、摘まんでは口へ放り込むが、もやしがあまりに多すぎて麺がいつまでたっても出てこない。

「あははは、どんだけ山盛りなんだ~」
人間はここまでスゴイ食べ物に出会うと笑ってしまうらしい。ちなみに載っているもやし炒めはあんかけになっていてかなり熱々、注意しないとヤケドしそうだ。具材はもやし、玉ねぎ、ニンジン、豚肉、きくらげ、椎茸、いんげんと盛りだくさん、そして頂上にはメンマがドーン。ですが、8割はもやしです(笑)。しかし、これだけでも単品の野菜炒め並の量...いや、もしかしたら普通盛の2倍近くあるんじゃないかなぁ。

5分間に及ぶもやし炒めとの格闘技戦を経て、ようやくどんぶりの奥から麺がこんにちは。スープはしょうゆ系で濃口、奥から引っ張り出してきた麺はかなり細目だ。食べてみるとスープが麺によく絡む、ちょうどいい太さ。なかなかおいしく、どんどん進む。

洲崎灯台
もちろん完食しました。ピ~ス!

30分近くかけて、スープを除いてすべて食べきった。完食!(今年の健康診断で中性脂肪が高いことがわかったのでスープは控える)。箸を置くと、なんともいえぬ達成感に包まれる。大盛りだがもやしが大半なので、時間はかかったが意外にもペロッと食べきってしまった。が、さすがにバイクへ跨る瞬間の体は、別人のようにずっしりと重かった(笑) このもやし麺はデカ盛り初心者には特におすすめ。もちろん量だけではなく味もおいしい。僕は食べなかったけど、焼きそばもおいしそうだったなぁ。房総ツーリングの際はぜひ一度立ち寄ってみてください!

住吉飯店
静かな内房の海岸にバイクを止めひと休み。

かんいち的採点表

あじ:

ボリューム:

値段:

もやし麺 800円(税込)

~今回の旅ごはんinfo~

住吉飯店
住所:千葉県安房郡鋸南町勝山430
TEL: 0470-55-0255
定休日:水曜日
URL:http://sumiyoshihanten.blog94.fc2.com/

住吉飯店

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