BBB MAGAZINE

  • ジャイロで遊ぼう

    2018.06.01 / Vol.14

    (番外編?) 〜〜ちょっと函館まで行ってきました! 道の駅巡り道南編 その5〜〜

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北海道上陸4日目、いよいよ函館へ!

国道37号線
内浦湾に沿って走る国道37号線で長万部まで走ります。途中、北海道らしい広大な風景が見ることができるスポットがたくさんあり、思わずジャイロアップを路肩に停めて景色を満喫します。

伊達プリンスホテルを朝7時に出発します。今日のルートは、噴火湾とも呼ばれている内浦湾に沿って走る国道をトレースして、室蘭〜八雲〜森町を通って函館に入ります。今日、寄ることのできる道の駅はYOU・遊・もりの一カ所だけです。そのため、駐車場に入りやすいコンビニなどで休憩しながらゆっくりと函館に向かいます。

室蘭市内を抜けて、長万部に近くなってくると海沿いの直線が続く道路となります。並行して走る函館本線には、特急列車や普通列車、さらに貨物列車までが頻繁に行き交いちょっとだけ鉄分高め(ちょっとだけ鉄道好きという意味デス)の自分としては楽しい道路でもあります。

八雲を過ぎると海岸線でありながら、トラックもスピードダウンするようなアップダウンの道が続きます。いくつかのトンネルを抜けると、ようやく本日寄る事のできる唯一の道の駅YOU・遊・もりに到着です。  土曜日ということもあってか、駐車場はほぼ満車。ようやく隅っこに空きスペースを見つけてジャイロアップを駐車します。前日にトラブルがあったウインカーが正常に点滅していることを確認してから、ここでも道の駅スタンプをゲットしました!

この時、携帯電話のランプが点滅していることに気づきました。走行中に着信があったようです。留守電を再生すると、函館で今夜会う約束の仲間が午前11時過ぎの新幹線で函館北斗駅に着くとの事。ちょうど良いタイミングでの知らせだったこともあり、道の駅YOU・遊・もりから函館北斗へ寄り道する事にしました。あえて返信はせず、サプライズでお出迎えしようと思います。初めて函館北斗駅に行くので、ルートがまったく分かりません(笑)。そこでナビにルート誘導をお任せします!

1時間ほどで函館北斗駅に到着! さすがに真新しく立派な駅舎です。失礼ながら、、、周りには賑わう場所も無く、畑の中に突如現れた巨大要塞のようです。ここの駅舎の中でなんとKIOSKを発見! すでにKIOSKはニューディズに取って変わられていたと思っていたのですが、KIOSKはまだ立派に存在していたのですね。驚きました!

予定通りに迎えに来た地元の友人数名と一緒に、都内から到着した友人をサプライズでお出迎え! 改札から出て来た友人の驚いてくれた顔を見た後、夕方にホテルで落ち合うことを確認して再びジャイロアップで一人旅です。道道を函館方面に走っていると、ハセガワストアを発見! お昼の時間も近いため、ハセガワストア名物の焼きとり弁当を食します。何度も来ている北海道ですが、実はハセガワストアに入るのは初めてなんです!(いつもセイコーマートばかりでしたから...) 噂の(?)焼きとり弁当を注文してから店内を見回すと、ここにもイートインコーナーがありました。5分程度で出来上がった焼き鳥弁当を、エアコンの効いた涼しい快適な店内で初めて堪能しました。噂に違わず美味しかったです!!

しばらく、焼き鳥弁当の余韻に浸ってから、ジャイロアップに跨がってエンジンを始動すると、いつも消えるはずのオイルランプが消えない。車体を揺すると点滅する...。ということは、エンジンオイルの補給タイミングのようです。持参してきたホンダ純正2ストオイルをリヤボックスから取出し、ジャイロアップの左サイドボックス(?)に装着されているオイルタンクに1リットル流し込みます。これでオイルランプは消灯しました。

前回、エンジンオイルを補給したタイミングから約500km。常にフルスロットル状態で、オイルポンプも常に全開になっているハズですのでオイル消費率が悪いみたいです。。。

今夜の宿&ミーティング(宴会)会場である函館・湯の川温泉に向かう途中、函館駅に寄り道したり、道路に線路と架線がある見慣れない風景を見ながら、函館市電と一緒に走ったりして楽しめました。途中、緑の森の中にあるような雰囲気の学校が現れました。歴史を感じさせる門の重厚感が印象的な学校でした(あとで調べたてみたら、遺愛女子高校というミッションスクールで、1874年に創立された北海道で初めての女子高だそう。校内には重要文化財の建物もある由緒正しい学校だったようです)

ゆっくりと寄り道をしながらでしたが、ジャイロアップが順調に走ってくれたおかげで予定時刻よりも前にホテルに到着! あとは、仲間の到着を待つだけです。今夜の宴会のためだけにジャイロアップでここまで走ってきましたから、大いに楽しみたいと思います!!

心配していた二日酔いは無し!朝からご飯がウマいウマい!(笑)

ホテルで朝食を取ったあと、部屋でゆっくり過ごしていたらチェックアウトの時間になりました。荷物をジャイロのリヤボックスに放り込んで、束の間を楽しんだ仲間たちと分かれ、再びソロツーリングへ。  今日は長万部まで走る予定です。函館の湯の川温泉から、東にルートを取り亀田半島をぐるりと回ります。途中、4カ所の道の駅で休憩する予定です。

海沿いの国道を1時間ちょっと走ると、最初の休憩ポイントである道の駅なとわ・えさんに到着しました。ここは、キャンプ所を併設した海沿いの道の駅です。近くにコンビニもありますし、いつかこのキャンプ場で宿泊してみたいですね。気持ち良さそうなキャンプ場です。

道の駅なとわ・えさんの次に目指すのは、道の駅縄文ロマン南かやべ。ルート的には、恵山岬を通ってできるだけ海岸沿いを走りたかったのですが、道が繋がっていないようなので素直に国道278号線を使って向かいます。  1時間ほどで到着した道の駅縄文ロマン南かやべには、魅力的なソフトクリームのノボリが(笑)。スタンプを押したあとには、迷わずソフトクリームを購入〜。気温も暑くなってきていたこともあり、これまた最高のスフトクリームでした!

30分ほど休憩し、次は道の駅しかべ間歇泉公園に向けて出発! 海が近い海岸線沿いをのんびりと走る。穏やかな海と心地よい風が、ツーリング気分を盛り上げてくれます。30分も走らないうちに、道の駅しかべ間歇泉公園に到着! ここは、2016年3月にオープンしたばかりのキレイな道の駅で、全国的にも珍しい間歇泉を見る事ができる道の駅です。

ゆっくりと間歇泉見学をした後、今日最後の寄り道となる道の駅つど〜る・プラザ・さわらに向かいます。距離にすると約20kmですので、ゆっくり走っても30分くらいで到着しそうです。引き続き、太平洋の海岸線をクルージングします。

北海道に上陸してから5日目ですが、見るものすべてが内地と違っていつ見ても新鮮で飽きることなく走り続けられます。走っているだけで北海道らしさを感じられるので、特に観光地に寄らなくても楽しいのです。走るだけで楽しく感じられる北海道は、多くのライダーをトリコにして病み付きにさせてしまう不思議な大地なのです!

そんな事を思っていると道の駅つど〜る・プラザ・さわらに到着! 恒例の道の駅スタンプを押して、本日の宿となる長万部の"シャマンの里"に向かいます。  民宿であるシャマンの里は、長万部駅に近く街中にあるのでコンビニが近くてライダーも多く利用する宿だそうです。ライダーハウスのような雑魚寝部屋ではなく、1部屋を使えるためゆっくりと寝たいライダーにはありがたい宿です。次回の北海道ツーリングでも泊まりたい宿のひとつになりました。

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