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    2018.02.20 / Vol.53

    - page2 - 都道府県別ツーリングガイド「九州3県KYUSHU(福岡県、佐賀県、長崎県)」

CREDIT

09:楠原天主堂(長崎県)

楠原天主堂(長崎県)
楠原教会は下五島に現存する教会としては2番目に古い

隠れキリシタンの歴史が残る五島列島にはたくさんの教会がある。入江の近くや丘の上など、重厚なものから素朴なものまで、大きさも形も場所も様々なのでバイクでめぐってみよう。写真は明治45年に完成した楠原教会で外観はレンガ造りのゴシック様式。小学生の子供たちも赤レンガを運ぶ手伝いをしたという記録が残っている。

10:平戸大橋(長崎県)

平戸大橋(長崎県)
リトルカブで走ったことはいい思い出になっている

橋が多い長崎県の中でも本土と平戸島を結ぶ平戸大橋は美しかった。青い海に緑の山々そこに架かる全長665mの朱塗りのトラス吊り橋、とにかく絵になる。そして走りながら橋の上から眺める風景も雄大。まだ見たことはないがライトアップされた橋はさらに美しいというので、いつか行ってみたいと思っている。

11:大瀬崎断崖(長崎県)

大瀬崎断崖(長崎県)
岬に立つ白い灯台まで歩いて行くことができる

五島列島で最大の福江島。長崎港からフェリーで3時間40分。日帰りでグルっと一周するのにちょうどいいサイズの島だ。教会やビーチなど見どころスポットはたくさんあるが、僕のおすすめは大瀬崎断崖。砂岩と黒色の泥岩が交互に重なった地層が荒波の海触を受けて削られ、断崖となった海岸線で、展望台から眺める風景は圧巻の一言。

12:対馬(長崎県)

対馬(長崎県)
石積みの壁が対馬の文化を感じさせる

九州と韓国の真ん中にある対馬、朝鮮半島までの距離は約49.5キロ、国境の島とも呼ばれている。島は奄美大島に次ぐ広さで89%を山地が占めている。豊かな自然、原生林が多く残っているので景色を眺めながら走っているだけでも気持ちがいい。あそうベイパーク、神話の里自然公園などキャンプ場もある。

13:壱岐の牧崎公園(長崎県)

壱岐の牧崎公園(長崎県)
思わず走りたくなる開放的な景色が広がっている

九州の北、玄界灘に浮かぶ隠岐。博多港からカーフェリーで約2時間10分~20分。見どころは古墳、奇岩、神社、美しい海水浴場などいくつもある。西海岸の高台にある牧崎公園は広々とした草原が広がっている。鬼の足跡のスポットだが、公園からゴリラが笑っている横顔のような奇岩も見ることができる。

14:五島うどん(長崎県)

五島うどん(長崎県)
五島手延うどん協同組合直営店「うどん茶屋 遊麺三昧」にて

日本三大うどんのひとつが「五島うどん」。棒状の腰の強い手延べの麺が特徴で、麺同士が付着を防ぐために食用椿油が使われている。出汁は飛魚だしを使用、あっさりしていそうで意外とコクがある。僕が食べたのは有川港近くにある「うどん茶屋 遊麺三昧」で、うどんと一緒に定食や丼なども楽しめるの。

15:トルコライス(長崎県)

トルコライス(長崎県)
見た目もカラフルで食欲をそそるトルコライス

長崎名物のB級グルメのひとつ「トルコライス」。諫早にある「さいき食堂」で食べたトルコライスはピラフの上にカレー&カツフライ、そしてさらに目玉焼き。サイドにはナポリタンとサラダ、さらにソーセージと洋食がてんこ盛り。全体的に濃い味付けで男性好み。お腹いっぱいになること間違いなしのメニューです。

16:佐世保バーガー(長崎県)

佐世保バーガー(長崎県)
おいしいものに出会うと自然と笑顔になる

長崎の佐世保へ来たらぜひ食べて欲しいのが名物の「佐世保バーガー」!佐世保バーガーの条件は「佐世保市内の店で提供」、「手作り」、「注文に応じて作り始める」の3つ。僕が食べたのは1970年オープンの老舗名店「佐世保バーガー・ビックマン」。おいしさはもちろん、ボリュームもあり大満点だった。

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