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    2018.04.30 / Vol.56

    特別編:藤原かんいちの、「夫婦で行く沖縄レンタルバイクツーリン後編」

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パソコンを開き、インターネットを見ているとLCCのエアチケットの広告が目に飛び込んできた。その安さにビックリ、「この金額なら沖縄にも行けるぞ!」ということで、25回目の結婚記念沖縄ツーリングを急遽決定した。成田空港から2時間半、飛行機が那覇空港に到着するとそこは別世界だった。気温は東京より何と10度も高く、温かい。文化、町並み、食べ物など、日本のはずなのにまるで外国のような異国情緒たっぷりの沖縄。レンタルバイク屋で5日間バイクをレンタル。自由な足を手に入れた僕たちは、北へ!南へ!町へ!海へ!気ままにタンデムツーリング。今回は沖縄の旅、後編をお届けします。

01.沖縄の旅とバイクの相性は◎

夫婦ふたり

いつもは歩きでめぐっている国際通りだが、バイクに乗っていると同じ風景も違って見える。「今日はいい天気だね」「さあ、どこへ行こう!?」「そうだ、海を見に行こうか?」「いいね!」ヒロコとヘルメット越しのおしゃべりも自然と弾む。沖縄の旅とバイクの相性は二重丸◎

02.高速道路に乗って北上する

高速道路

移動時間を短縮するため高速道路に乗って北上する。これまで3回バイクで沖縄を訪ねているが、高速道路を走るのはこれが初めて、それだけで新鮮に感じる。休憩で立ち寄ったサービスエリアも沖縄風で、敷地に南国の植物が植えられていた。道も交通量が少なく走りやすかった。

03.金武町のメイン通り

金武町

金武町のメイン通りには小さな酒場がいくつも軒を連ねていた。米軍統治時代の面影がいまも残る町。観光地としてはあまり有名ではないが、行ってみるとまるでタイムスリップしたような気分になった。今回は昼間だったが、夜に訪れたら違った雰囲気が味わえそうだ。

04.コンクリートの建物

コンクリートの建物

塗装が剥がれたコンクリートの建物、アルファベットの店名、カラフルなイラストが描かれた外壁など、金武町を走っていると「ここは本当に日本なの?アメリカでしょ?」と思ってしまう。沖縄にはあまり知られていない、魅力的なスポットがまだたくさん残っている。

05."タコライス"の発祥の地である

タコライス野菜チーズ

沖縄のソウルフード"タコライス"の発祥の地である金武町。最も有名なお店が県内に7店舗を持っている「キングタコス」。タコライス野菜チーズとタコライスを注文したが、どちらもボリューム満点、独特な風味のスパイスが入ったサルサソースがおいしかった。大満足。

06.アメリカンなイラスト

アメリカンなイラスト

大きな外壁に張られたアメリカンなイラストの前でポーズをとるヒロコ。金武町には絵になるいい風景がたくさんあるので、いろんなところで写真を撮った。バイクで走り回るだけでなく、町歩きも楽しい沖縄。特にアメリカの香りを感じさせてくれる金武町はおすすめ。

07.お茶を飲みながら休憩

お茶を飲みながら休憩中のヒロコ

バイクを止めて、お茶を飲みながら休憩中のヒロコ。ヒロコも自動二輪免許は持っているが、今回の旅ではタンデムシートオンリー。「バイクの運転はしたくないから、後ろの方が楽でいいんだよね」と笑う。おいしいランチも食べたし、町も散策した、そろそろ次へ向おうか?

08.沖縄の海の美しさは世界有数

沖縄の海の美しさ

沖縄を訪れる度に思うのは、どの海岸線を走っても景色が最高に素晴らしいということ。青い海を眺めていると、自分がいま沖縄にいるんだ、ということを実感する。僕は世界中をバイクで旅してきたが、沖縄の海の美しさは世界有数。日本が世界に誇れる自然のひとつだと思う。

09.海が見渡せるスポット

海中道路

きれいな海が見渡せるスポットとして人気なのが、うるま市の勝連半島と平安座島を結ぶ5.2 kmの"海中道路"。道路の途中には眺めのいいパーキングがあり、海の文化資料館や海中ロード展望台などがある。海に突き出した遊歩道があり、そこを楽しそうにウォーキングするヒロコ。

10.「ハブに注意」

ハブに注意

「ハブに注意」の立て看板も沖縄では。自然の林を歩いていて、こんな看板が茂みの中に突然現れると一瞬"ドキッ"とする。運よくハブに出会うことはなかったが、美しい花や蝶々など、危険でないものはたくさん見られた。本州では見かけない変わった形の植物も多かった。

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