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    2018.07.25 / Vol.59

    都道府県別ツーリングガイド 岩手県IWATE

CREDIT

藤原かんいちの体験的 都道府県別ツーリングガイド
VOL.14岩手県IWATE

30年以上日本全国をバイクで旅してきた藤原かんいちが、自らが撮影した写真と共に紹介する、独断と偏見で選んだ都道府県別のおすすめツーリングスポット。僕が生まれた地は岩手県遠野市。両親の生まれ故郷で母が実家に里帰りをして僕を出産。生まれて数か月で東京に戻ってしまったので記憶はないが、子供の頃はお盆休みになると毎年帰郷していたので、知っている場所も多く、ある意味僕にとってふるさとのような存在になっている。20数年前に祖父母もなくなり、訪ねる機会は激減してしまったが、親しみを込めて今回は岩手県を紹介します。素朴な日本の原風景が残る岩手県。ぜひ訪ねてみてください。

01.北上川

北上川
北上川と盛岡の町、遠くに見える岩手山...いい景色です

東北を代表する北上川。岩手郡岩手町の「弓弭の泉」を源に、宮城県へ向かってゆっくり流れてゆく。北上川を見ると岩手県に来たことを実感する。盛岡市、花巻市、北上市、奥州市、一関市など内陸の主な町を繋ぐ北上川。北上川の向こうに雄大な岩手山が見える風景は特に風情を感じる。

02.龍泉洞

龍泉洞
美しい龍泉洞地底湖は「ドラゴンブルー」と呼ばれている

日本三大鍾乳洞のひとつが岩泉町にある「龍泉洞」。この洞窟の魅力は世界でも有数の透明度を誇る湧水が洞窟内を流れていること。その湧水はまるで宝石のように美しい。また、珍しいコウモリも生息していて国の天然記念物に指定されている。見ごたえのある洞窟なのでぜひ立ち寄って欲しい。

03.浄土ヶ浜

浄土ヶ浜
僕が訪れたときは、やませが広がり幻想的な景色になっていた

宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖が"さながら極楽浄土のごとし"と感嘆したことから、浄土ヶ浜と名付けられた。様々な形をした白色の流紋岩、岩の上を覆う松、静かに波を立てる海...ここでしか見られない風景がここにある。夏は海水浴客で賑わい、冬は雪化粧、四季折々の表情を楽しむことができる。

04.北緯40度

北緯40度
国道を走っていると道端に突然、北緯40度の碑が現れる

北緯40度線が東西に横切る岩手県。北緯40度線に沿って西へ向かえば秋田県、海の向こうの北京(中国)、アンカラ(トルコ)、マドリッド(スペイン)、アメリカ(サクラメント)と繋がっていく。県内いくつかに北緯40度を記すモニュメントやシンボル塔があるので訪ねて歩いてみよう。

05.魹ヶ埼

魹ヶ埼
1時間歩いた先には疲れが吹き飛ぶ絶景が待っている

意外と知られていない最果てが県内にある。それは本州最東端の地「魹ヶ埼」だ。三陸海岸の真ん中あたり。行き方は国道45号から県道41号に入り、しばらく走ると姉吉キャンプ場に到着する。そこにバイクを置き1時間ほど歩くと、白い灯台と青い太平洋が目の前に広がる。その風景を一生忘れることはないだろう。

06.未来都市銀河地球鉄道壁画

未来都市銀河地球鉄道壁画
闇の中に浮かぶ銀河鉄道は大きく迫力満点だ

JR花巻駅の近く。高さ10m長さ80mの壁に、夜になると花巻出身の作家宮沢賢治「銀河鉄道」をモチーフにした幻想的な壁画が浮かび上がる。ただ、特殊塗料で描かれているため昼間に訪れてもほとんど見えないので注意。暗闇に美しく光る壁画はとても神秘的なので、暗くなってから訪ねよう。

07.宮守川橋梁

宮守川橋梁
めがね橋と呼ばれている。橋の上を鉄道が走る姿もぜひ見たい

国道283号を走っていると連続したアーチ橋が現れる。国道と宮守川を跨ぐように架かった鉄道アーチ橋は「宮守川橋梁」と呼ばれ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフになっている。ノスタルジーな趣がありとてもいい雰囲気なの、夜になるとライトアップされて、さらに別世界になる。

08.岩泉線跡

岩泉線跡
僕が最後に訪れた2010年は少ないがまだ列車が走っていた

太平洋に近い宮古市の茂市駅と岩泉町の岩泉駅を結んでいた岩泉線。山の中を走る超ローカル鉄道で秘境駅マニアには人気があったが、使用者の減少により2014年廃線になってしまった。駅舎や線路はほとんどが撤去されてしまったが、その跡が各所に残っているので探してみよう。

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