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ホンダNSF100 カスタム

  今回紹介する車両は2006年MOTO GP世界選手権でケーシー・ストーナー選手が乗ったRC211Vのレプリカマシンだ。 とはいっても、ベース車両はCBR1000RRやCBR600RRではない。もう一台のRC211Vに瓜二つのマシンである、NSF100をベースにしたミニRC211Vレプリカなのだ。 ライテックさんのお客さんが所有するこのNSF100は、オーナー自身がコツコツとDIYで作り上げたと言う。さっそくその内容を紹介しよう。

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NSF100リヤ

  普段はドゥカティに乗っているオーナーがサーキットで思いっきり走るために購入したというこのNSF100。 外観だけではなく、中身もRC211Vを意識したカスタムをしている。 エンジンはシフトアップ製のボアアップキットを使い、115ccまで排気量を拡大し大幅パワーアップ。さらにマフラーはRC211Vと同タイプのオールチタン製メガホンマフラーを装備して、GPマシンさながらの排気音を奏でるそうだ。

  空冷エンジンのNSF100は熱に弱いと言うこともあって、アールズの13段コアオイルクーラーを装着。熱対策も抜かりない。 足回りはMOTO GPマシン御用達のOHLINSで戦闘力を高め、見た目にもさらにMOTO GPマシンに近付いている。 他にも、ガセットステップアッププレートやショートステップバーが装着され、見た目だけでなくサーキットでの走りも充実したマシンだ。

(左)オイルクーラー(中央)リヤ(右)ステップアッププレート

(左)冷却対策でオイルクーラーを装着 (中央)リヤには豪華なOHLINSサスペンションを装備 (右)ステップアッププレートでポジションを合わせ、ショートステップバーでバンク角を確保したレース仕様

(上)スイングアーム(中央)ステッカー(下)シートカウル

(上)RC211Vルックのスイングアームは実はカバーなのだ (中央)丁寧に貼られた数々のステッカーはGPマシンそのもの (下)シートカウルはステッカーや形状も含めてRC211Vそのもの

  オーナーお気に入りの強化ポイントだというスイングアームを見せて頂いた。NSF100の車体の割には異様なまでに太く、ひと際存在感を出しているこのスイングアーム、確かにRC211Vのものにそっくり。どこのメーカーのものか気になったのでライテックの大森店長に聞いてみると、 「これカバーなんですよ。ただの」。 なんとノーマルのスイングアームに装着されたカバーなのだ。しかし、ステッカーチューンを施すことで、見事にRC211Vのスイングアームのように仕上げている。

  そう、このオーナーは外観の細かいところまでもとことんRC211V風に仕上げることに拘っているのだ。 「とにかくこのオーナーさんはGPチックなのが大好きなんで、カッコから入るというか、このタンクについているリザーブホースもダミーなんですよ。」と大森店長。 他にもペイントやカーボンなどのステッカーチューンを施してRC211Vのイメージに近づけるなど、外観にはオーナーの拘りがにじみ出ている。

NSF100
カーボンパーツ

(上)各所にあしらわれるカーボンパーツはすべてDIYというのだから驚き (下)RC211Vでいうところのラムエアダクトを利用し、エンジンに効果的に走行風を当てる

「NSFってすごい温度が上がっちゃうバイクなんですよ。なので、オーナーさんが自分でエアダクトをつけてエンジンに直接風が当たるようにしたり、カウルにもともと開いているダクトも、空冷だからわざと塞いじゃったりして、エンジンに風がいくようにしている。熱対策はしっかりやっているんですよ。」

聞くと、前出のステッカーチューンやカーボンのカッティングシートなどもすべてオーナーがDIYで手掛けて楽しんでいるとのこと。 「結構ホームセンターとかに買いに行って、「これ、サーキット行った時に役立つなー」とか、色んな中から探すっていうのが楽しいみたいですね。DIYでやるのも楽しいしね。なかなか大きいバイクっていじるの怖いじゃないですか。やっぱり自分でできるっていうのが、いじり壊しちゃっても安くつくので、いいと思いますよ。」と大森店長。

オーナーはサーキットをおもいっきり走るためにこのNSF100を購入したそうだが、いまではいろいろな装備が装着されすごいことになっている。一つひとつのパーツを見ていけば1個数百円、数千円程度だが、それが積もり積もって改造費だけでも新車購入価格に匹敵するそうだ。

NSF100カスタム

自分の憧れのマシン、理想とするマシンに乗りたいと思う気持ちは、ライダーの誰もが心に抱いていることだと思う。今回はそんな想いをDIYで具現化したマシンを紹介した。 きっとオーナーもNSF100に跨りながらRC211Vに跨るケーシー・ストーナー選手になりきってサーキットを楽しんでいることだろう。 オーナーのGP好きが相まって、ミニバイクでありながらここまで高い完成度を実現している、まさにホビーな一台である。

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一言で言うとバイク大好き人間、モノとしてではなく友人や相棒のようにバイクと接してますね。だからこそ妥協しないタイプが多いです。

カスタムへのこだわりは?

お客様のライディングや使い方に合わせたカスタムが基本です。でも、見た目も大切なのでドレスアップやカスタムペイントなども行ってます。

得意・好きな車両は?

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