webで展開!プロト モスピーダ プロジェクト vol.13 ライトケース完成
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紆余曲折しつつも出来ました
ライトケースの原型
ライトケースも大完成になります

  前回出来上がったライトケースの原型です。今回はコイツにFRPを貼って、メスガタを製作して、更に完成版を製作するところまでをまとめて追ってみます!

まず上半分を覆うようにFRPを貼りました
ダボ穴位置

  まず上半分を覆うようにFRPを貼りました。ダクト部分の形状は少々複雑なので、一カタで抜くことが出来ないためにカタを分け、2つのカタで製作にすることにしました。説明を分かりやすくするために、上半分のこちら側は仮に『カタ-A』と呼称しましょう。右側の写真は下から見た感じなのですが、黄色の印は2つのカタを合わせるときにズレを防止するためのダボ穴位置と、メスガタ完成後にボルトで合体させるための穴位置のマーキングです。

ダクト側のカタ

  今度はダクト側のカタを作っていきます。こちら側は『カタ-B』と呼称しますね。まずはゲルを塗って乾燥させました。先ほどダボ穴のマーキング部分が凹んでいるのは分かりますでしょうか。

ガラスパテを前もって塗り付けておく

  FRPを貼る前にガラスパテをダボ穴や入り組んでいる部分に塗り付けておきます。FRPが入りにくい部分にガラスパテを前もって塗り付けておくことで、カタの崩れやエアホールを防止するのです。

別パーツとしてライトケースを作ることにします
ライトケースはあえて分割させない方向でいきます

  それでは『カタ-B』となる部分にFRPを貼って行きましょう。ファイバーに樹脂を塗り付けて脱泡ローラーで空気を抜いていくのは、もういつもの行程ですね。このとき、ローラーで空気を押し出して抜くだけではなく、ファイバーや樹脂の厚みも均等にしていくのが重要なのだ。厚くなってしまうとその分だけ重量が増すので、薄く&強度が出るように貼るのがプロの技なのです。

FRPを貼り終えたところ

  FRPを貼り終えたところです。この状態で硬化させれば、メスガタの出来上がりになります。

二つが合わさって一つのメスガタを構成する

  左側のダクト部分が今FRPを貼ったばかりの『カタ-B』で、右側が『カタ-A』です。二つが合わさって一つのメスガタを構成するのです。

原型とメスガタ

  奥の白いのが原型で、手前の二つが不必要な部分をカットして出来上がったメスガタです。なお、ダボ穴の合間にはドリルで穴を開けてあります。更に『カタ-A』の方にはひずみが出ないように板で補強が施されました。

二つのカタを合わせる
カタAとカタBが合体

  二つのカタを合わせるのにはボルト&ナットを使用します。『カタ-A』と『カタ-B』の上下が合体したこの状態で、始めてメスガタとなるわけです。

メスガタの内側にゲルを塗る

  これでようやく製品版が抜ける状態になりました!
  まずはメスガタの内側にゲルを塗っていきます。

ゲルの塗り残しがないように
細かい部分までチェック

  ゲルはFRPの表面になるものなので、ここで塗り残しがあると表面の気泡の原因に直結する。細かい部分までしっかりゲルが塗れているか、チェックは怠ってはならない。

FRPの製品版となれば非常に軽い。そして強度もある

  先ほどのメスガタにFRPを貼ったものがこちらになります!  原型ではパテ盛り盛りだったので非常に重量があったのだが、FRPの製品版となれば非常に軽い。そして強度もある。

出来上がったライトケースにプロジェクターライトを仕込んでみた

  イメージを確認するために、出来上がったライトケースにプロジェクターライトを仕込んでみた。中央付近の小さな窪みには何かギミックを仕込みたいところだ。

裏側はいたって単純な作り
ライトケース自体をフレームマウントに

  裏側を見ればステーで止められているだけの至って単純な作りになっている。だが、左右と上下にそれぞれのライトが首を振れるので、光軸を合わせるのも簡単なのだ。あとはフレームからステーを伸ばして、このライトケース自体をフレームマウントにすればOKのハズ!  イイ感じになりそうでしょ〜

横から見たときにもダクトがあるということを意識させる造形

  「ライトケース完成〜!」と、ここまで快進撃を続けてきたところで、アッパーカウルと共に車両に付けてみたんです。そしたら・・・ライトケースのマウント位置が低すぎるために、フロントがボトムするとタイヤと接触しかねない状況であることが判明。急遽、対策を練ることに・・・。