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イタリアから不足パーツも到着!

  実は相澤さんの友人であるVivaldoさん(来日経験もあるイタリア人)も、彼の地イタリアで相澤さんのために協力してくれていたんです。なんと不足していたマフラー、ロングシートなどを見つけて相澤さんの元へと送ってくれたんだそうです。
  まずスモール用初期型マフラー(Photo-き)ですが、ご覧の通りプリマセリエは排気の位置が上なんだということで"相澤調べ"的にも満足いったとのこと。ロングシート(Photo-く)のほうはプリマセリエ用ロングシートで、こちらはマウロ・パスコリ製のものをGET。

  そして極め付けがコレ(Photo-け)です。ナニか判ります? 実はコレ、当時のオプションパーツのサドル用フックだということです(Photo-こ)。相澤さんいわく「リプロなんか出ているワケもないので、散々探し回った結果ローマのベスパ屋さんでNOSを発掘!!」と興奮気味。ちなみにNOSとはNew Old Stockの略で、新古在庫品のことになります。

やりたかったこと

  さてさて、相澤さんとしては車両が完成したらどうしても撮りたい写真があったんだということで、そのために用意周到な準備と、またこのために駆りだされたVCMのお仲間の協力により念願が叶ったんだそうです。
  それがこちら(Photo-12)!

  そうです。相澤さんがプリマセリエを知るキッカケとなった、例のオーナーズマニュアルに掲載されていた写真と寸分違わぬ再現ショットです。
  相澤さんは「レストア開始から約一年半……、ようやく皆様に我が愛車の全貌をお披露目出来る運びと相成りました。この間、多くの友人の皆様にお支え頂き、深く感謝しております」と結び、さらに「あ〜、くたびれた。でも、ホント楽しかった。そしてまたひとつ、夢が叶いました!」と感慨も一入のようです。
  ここで相澤さんのプリマセリエ、その完成形(Photo-13)をご覧ください。

今回はここまで!

さて今回は第5回目の「レストア寄稿-プリマセリエ編」として、ついに完成まで漕ぎ着けることが出来ました。期待の"相澤調べ"もレアパーツ紹介や、補修材として気になる金属接着用エポキシパテを試してみるなど、なかなか興味深いものがありましたね。

ところで相澤さんの日記はここまでで終わっているのですが、次回は相澤さんがラッカー塗装にこだわるようになったキッカケとも言えるエピソードについて掘り下げていこうと思っています。そう、「レストア寄稿-プリマセリエ編」は次回で最終回になります。乞うご期待!

今回の最後の1枚はダスカニオ企画展からこの写真をお届けします。プリマセリエの生みの親であるコラディーノ・ダスカニオですが、「レストア寄稿-プリマセリエ編」の第1回目でも触れているように世界初の実用ヘリコプター創始者として3種の世界記録を樹立しています。企画展では当時の新聞記事も展示され、その話題性とダスカニオの才能を表現していました

それでは次回をお楽しみに!