BBB MAGAZINE

  • EnjoyCampTouring!

    2016.07.28 / Vol.08

    - page2 - GO!キャンプツーリング 西湖編

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    藤原かんいち

    • カメラ

    藤原かんいち

3.キャンプはお金で買えない喜び

写真は遊び心が大切。ミラーの中のカメラを撮影。旅の間は色々なアイデアが湧いてくる。

今日の宿泊地は西湖に到着。山に囲まれていて静かに過ごせるということから湖の周辺には10以上のキャンプ場がある。今回選んだのは湖畔に面した場所にある西湖自由キャンプ場、管理人さんは年配の穏やかそうな男性だった。「連休は大賑わいだったけど、今日は静かに過ごせるよ」と教えてくれた。受付を済ませ敷地に入るとすでに7~8組がテントを張っていた。ざっと一回りして木陰があって、平らな場所にテントを設営した。
セッティングが終わったところで「プシュ!」とビールといきたいところだが、僕は下戸なので(笑) 缶ジュースをプシュ。「うーん、幸せ」。夕食はカセットガス式のコンロを使って、レトルトカレーと温めるだけのごはんでカレーライスを作る。家では食べない簡単ごはんだが、空の下で食べると格別だった。大自然とキャンプに乾杯! そしておやすみなさい!

湖畔の砂浜に置き去られた手漕ぎボートは淋しそう。次の出番を静かに待っている。
緑の中を走り抜けるスクランブラーSixty2。自然の風景がよく似合うバイクなのだ。

西湖の標高は900m。夜は冷え、シュラフにすっぽり潜り込んでも寒いくらいだった。朝起きてファスナーを開けると外の新鮮な空気がテントに入ってくる。目の前に広がる湖と木と空、見えるのは自然の風景だけ。これこそお金では買えない本当の贅沢だ。
昨晩は周辺を歩く時間がなかったので、朝の時間を使って湖畔周辺を散策する。朝6時だが湖にはすでに釣り船が何隻か浮かんでいる。「釣れるのかな?」と思いながら歩いているとある釣り竿が大きくしなった。「おおおっ!まさか...釣れた!」それもかなりの大物だぞ。スゴイ。こんな景色の中で釣りができたら、それだけで爽快だろうなぁ~

4.富士五湖めぐりは続く

キャンプ場に到着して、テント設営が終わるとほっとする。後は残りの時間を楽しむだけ。

湖畔を歩いてサイトに戻ると、すぐにテント撤収。せっかくここまで来たので富士五湖を全部めぐろうと思い、本栖湖へ向かった。道の周りは深い緑の青木ヶ原樹海がどこまでも続く。一度、単独で奥地に入ってしまうと出てくることができないといわれる樹海、やっぱり自然のパワーはケタ違いだ。
本栖湖到着。ここにあるキャンプ場は中学の野外授業で泊まった、思い出の場所。キャンプファイヤーをしたり、肝試しで騒いだり、好きな女の子のバンガローへ遊びに行ったり... 昔懐かしい光景を思い出す。
駐車場にバイクを止めて歩いて湖畔へ。富士五湖の中では最も透明度の高いだけあり、水もとてもきれい。また過激な観光開発がされていないので人も少なくとても静か、次は本栖湖でキャンプもいいな。

夕食は簡単に済ませるためカレーライスにした。熱湯に浸けれたら、あとは待つばかり。
健気に咲く野花。湖畔を散歩していると今まで気が付かなかった小さな風景と出会う。

国道を戻って富士五湖で最も小さな精進湖へ。釣り船がたくさん浮かんでいてとても賑やか。湖畔を気持ちよく走っていたら、あっという間に一周してしまった。ここから湖を挟んで見える逆さ富士が美しく有名なのだが、富士山は今日も雲に隠れて見えなかった。
国道139号で山中湖へ行く前に富士浅間神社へ立ち寄る。富士の裾野に広がる森の中にある、歴史のある神社で本殿、東宮、西宮などは国指定の重要文化財に指定されている。バイクで風を切って走るのもいいが、神聖な場所で静かに過ごす時間も悪くない。境内をゆっくり歩き、きれいな空気を胸いっぱいに吸い込んだ。

布が一枚だけ、ファスナーを開けた向こう側は別世界。こんな時間が簡単に手に入る。
富士五湖で最も西にある本栖湖。バイクを止めて木陰でひと休み。ゆっくり風景を楽しむ。
本栖湖の湖畔は豊かな自然がたくさん残っている、時間のある人はぜひ一周してほしい。
国道139号から少し入った所にある富士浅間神社。拝殿は美しい彫刻が施されている。
富士浅間神社の手水舎。境内には太郎杉、夫婦杉などの巨木が見守るように立っている。
最後に訪れた山中湖。知らない風景がまだたくさんある。さあ、次はどこへ行こうか?

ラストは山中湖。富士五湖の中で最も面積が広く標高も高い場所にある。河口湖と同じぐらい賑やかな湖で、周辺にはテニス等のスポーツ村、湖畔にはたくさんの貸しボートが並んでいる。一泊二日、富士五湖をめぐるキャンプツーリング。結局富士山を一度も見ることができなかったが、それでも富士五湖はそれぞれ個性があり、楽しくめぐることができた。どの湖にもキャンプ場があり、素晴らしい景色が楽しめる最高のキャンプ場ばかり。富士五湖は標高が高く夏でも涼しいので、ぜひ、この夏はキャンプツーリングで訪ねてみよう。

キャンプ場ガイド

「西湖自由キャンプ場」

西湖の北側湖畔にあり、湖まで歩いて行ける。サイト内にバイクの乗り入れ可能、テントの横にバイクを置けるのが嬉しい。すぐ近くに富士西湖温泉「いずみの湯」がある(歩いて3分)。売店では飲み物等簡単なものは手に入る。直火は禁止、ゴミの持ち帰りがルールとなっている。

場所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1003-2
TEL:現地管理棟 0555-82-2857
期間:3月〜12月中旬
料金:大人1人1泊1,000円、子供(小学生以下)800円
バイク乗入れ:OK

西湖自由キャンプ場の管理棟。自販機もある。
道から見た入口はこんな感じ。ここから入って行く。
炊事場は一カ所だけ。奥にトイレの入口が見える。
サイトは土と緑。地面は石が多く固め。
隣に西湖温泉「いずみの湯」があるのは嬉しい。

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