BBB MAGAZINE

  • レストア野郎 TZR250編

    2018.10.03 / Vol.10

    - page2 - あれ? オーバーフローしてる?!

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    NANDY小菅

    • 撮影

    NANDY小菅

    • バイク

    TZR250

花咲かGでサビ落とし!

レストアの共とも呼べる花咲かGで金属パイプの中のサビを落とそうと思います。100円ショップで買った手鍋の中で水20に対して、花咲かG1程度で希釈します。

通常はお湯で希釈

通常はお湯で希釈という方法になるかと思いますが、このままガスレンジにかければお湯に出来ます。固着して外れないキャブのネジとかも煮ることで外せるようになったりすることもありますよ。

タンクの中も…大変なことに!
底の方にサビ水

「キャブを煮ている間にタンクの中もチェックしておくかな」と思ってガソリンを抜いてみたら、底の方にサビ水がいることが発覚! そうだ、中間パイプ内のサビはともかく、そもそもサビ水がどこから入ったのかの原因を追求せねば!

吸い出すとサビがドンドン出てきます! 既にこのタンクは2個目なのですが、中古で買った時はそんなにサビてなかったのに? タンクキャップのゴムパッキンが逝ってた!?

タンク内のガソリン

タンク内のガソリンを全部抜いてみたらこの有様。これでむしろ今までよく走っていたなと感心しました。

タンクキャップのゴムが出ない
ボンネット裏に貼った防音材を剥がす

タンクキャップのゴムパッキンを注文しようとしたら欠品…というかエアプレーンキャップASSYなら出るそうですが、価格は1万円ほどでド高い。おまけに給油口の鍵が変わってしまう…。「それならまた中古タンク買った方が良くないか?」という葛藤をしつつ、サニトラのボンネット裏に貼った防音材を剥がす作業を同時進行することに。防音材が付いているとエンジンルームの熱でキャブがパーコレーション起こしてしまうのです。

TZRのタンクの裏を見ていて、サニトラから剥がした防音材を貼れば、エンジンからの熱でタンクが温まるのを防げるなと思い、捨てるのも勿体ないし再利用することに。

再利用時には粘着シートがほとんど意味をなしていないので、両面テープと耐熱テープで養生して完成! 温まったガソリンよりも冷えているガソリンを送った方がエンジン効率UPですからね。あー、しまった。現実逃避でタンク裏耐熱作業してしまいましたが、タンクキャップの問題がまだ解決してませんでした…。タンクにステッカー貼っちゃったし、また別のタンク買うのはやだなぁ…。

『水混入の原因はコレだった…』の巻

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