BBB MAGAZINE

  • 日本一周ライダーズファイル

    2018.10.24 / Vol.04

    #04萩谷友之さん(茨城県在住)

CREDIT

    • 人型
    • メモ

    藤原かんいち

    • カメラ

    萩谷友之

    • バイク

    ジェベル250xc

旅のテーマ!

日本の端(沖縄の離島含む)の制覇と全都道府県を巡ること

萩谷友之さん
スズキジェベル250xcとカワサキZZR250で日本一周をした萩谷友之さん

ストーリー

仕事が忙しく、バイクで出かけるといっても近場ばかりだった。思いきり遠くへ行きたい思いはあったが現実を考え、日本一周の動画などでその気持ちを紛らわしていた。ある日、旅行好きだった祖父が亡くなり、その後東日本大震災に起きた。心を動かすいくつかの体験から、自分の人生に悔いを残さないために、やりたいことを実現しようと思い、日本一周の旅を決意した。

旅データ

■時期と日数
2016年4月~9月末。約170日間

■ルート
茨城~関東~中部~近畿~四国~九州~沖縄~九州~中国~中部~東北~北海道~東北~茨城

■訪問地
47都道府県全て

■走行距離
約20000㎞

■使用バイク車種
スズキジェベル250xc
カワサキZZR250

スズキジェベル250xc
スズキジェベル250xc

カワサキZZR250 スズキジェベル250xc

日本一周の前半は最初に買ったカワサキZZR 250で行った。スタイリングや疲れにくいライディングポジションなどが気に入っていた。その後、北海道の林道を走ってみたいと思うようになり、後半からスズキジェベル250xcに変更。約500㎞走れる17リットルのビックタンク、山道でも安心して走れる明るいライト、大型のリヤキャリアなど、ロングツーリングに最適のバイクだったという。

「聞いてみた、10の質問」

①旅用にカスタムしましたか?

スマホが充電出来るようにUSB電源をつけました。それ以外はフルノーマルです

ジェベル250xc スマホ装着
今では旅の必須項目になっているスマホ装着

②どんな風に荷物を積載しましたか?

ZZRの時はMOTOFIZZさんのタンクバックとシートバックをつけていた。ジェベルに乗り換えてからはシートバックを防水性のあるコンテナボックスを荷締めのベルトで縛って積載した

ジェベル250xc コンテナボックス
コンテナやバックがバランス良く積まれている

③持参したアイテムで良かったものは?

良かったものは「ボディシート」。お風呂に毎日は入れないので、1日の終わりに使っていました。特に足が臭う(笑)ので、念入りに拭いていた。逆に不要と感じたものはキャンプ用の椅子とテーブル。キャンプツーリングと違ってバイク旅はいかに設営と撤収を楽にするかがポイント、手間が増えるためほとんど使わなかった

全国各地のステッカー
コンテナには全国各地のステッカーが

④おいしかったグルメは?

●北海道:函館にあるハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」。函館山バーガーという大きなバーガーはお店の人気No3(チキン、エッグ、トンカツ)を重ねたもので、そのボリュームに圧倒された。注文すると店員さんが鈴を鳴らして持ってきてくれるのが印象的だった
●沖縄:海中道路の途中にある道の駅で食べた「ちーいりちゃー」。豚肉や根菜を血で炒めたという沖縄料理で、ソーキそばやチャンプルーぐらいしか知らなかった自分には新鮮な味だった
●香川:「讃岐うどん」が安くて美味しいので、お金がない旅人にとっては有り難かったです。うどん県と呼ばれるだけあって沢山うどん屋があるので食べ歩きするのが楽しかった

オムライス
ラッキーピエロはオムライスも人気がある

⑤良かったスポットは?

「竹富島」
水牛車に乗って町を回ったのですが、沖縄本島では見られなかった昔ながらの琉球家屋を見ることが出来ました。ガイドさんが沖縄の民謡を歌ってくれたり、島の歴史を聞かせてくれて楽しかった

「屋久島(縄文杉、白谷雲水峡)」
ジブリ映画「もののけ姫」の舞台となった、苔むした新緑の森を体験することが出来ます。往復10時間とハードなコースでしたが森全体の幻想的な光景に目を奪われました。最奥の縄文杉からは遥か昔から生きている大木の力強さを感じました。

水牛車
沖縄文化に触れることができた

⑥印象的な宿&キャンプ場は?

「蜂の宿」北海道
北海道三大沈没宿と言われているライダースハウスのひとつ。一ヶ月ほど農家のアルバイトで滞在していましたが、日本全国から旅人が集まるので色んな人がいて楽しかった。また、夜になると居酒屋が始まりマスターが作る「ザンギ丼」は絶品

「愛媛森林公園キャンプ場」愛媛県
無料でバンガローを借りることができるキャンプ場。雨の日に旅中知り合った日本一周ライダーと旅の話で盛り上がりました。管理人の方が旅人好きで飲み物を差し入れしてくれました!

キャンプ場
キャンプをすると自然と早寝早起きになる

⑦一番好きな都道府県は?

「北海道」
日本一周の後も毎年行っています。道が広くて走りやすく、ライダー同士がすれ違い様に挨拶するのが北海道らしくて好きです。無料のキャンプ場や美味しいグルメが多いのも魅力

北海道
雄大な風景がどこまでも続く北海道

⑧一番大変だったトラブルは?

「食あたり」。真夏にスーパーで買った半額の惣菜パンをタンクバックに入れて2日後ぐらいに食べたら凄い下痢に襲われました。たまたま近くに無料のライダースハウス(ライダーハウス日南)があり3日ほど滞在させてもらいました。その間身動きがとれず辛かった

トラブル
どこを走ってもトラブルの不安はある

⑨一番嬉しかった出来事は?

人との出会い。鹿児島の離島「甑島」の公園で野宿しようとしていた時、地元の方に声をかけて頂いて夕食をご馳走になりました。また、「コシキテラス」というカフェでお店のスタッフと「今日はもうお客さん来ないから」という理由で一緒に飲み会をしました。島を出る際に挨拶に伺ったら無期限のコーヒーチケットをもらい、「また来て旅の話を聞かせて下さい」と言ってもらえたのが嬉しかった

上甑島にあるコシキテラス
上甑島にあるコシキテラスは思い出の場所

⑩日本一周を振り返って、最後にひとこと

元々は普通の会社員でしたが、8年続けた仕事を辞めて旅に出たことで人生が大きく変わりました。日本一周が終わった今でも夏は北海道、冬は沖縄へ季節労働をしながらバイクの旅を続けています。去年レンタカーで北米を横断したので、次はバイクをオーストラリアに持ち込んで旅がしたいと思っています。もし今、会社勤めをいている方で過去の自分と同じような「いつかバイクで旅がしてみたい」「自分の人生が仕事だけで終わっても良いのか?」などの思いがありましたら、是非その一歩を踏み出してみて下さい。きっとその先には、素晴らしい人生が待っていると思いますよ

レンタカーでアメリカ横断
日本一周の後、レンタカーでアメリカ横断をした

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